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天吉寺山(917.8m)
平成24年7月29日(日)曇り
滋賀県長浜市野瀬町
鹿島槍ヶ岳へ行く予定であったが、昨日の土曜日に急な所用が入り、行けなくなった。それで、今日は近くの山へ行こうと、天台寺山を選んだ。国道21号を西進し、国道365号、広域農道と走って、再び国道365号へ出て、草野川橋を渡って、右折する。右折交差点には「金糞岳」の案内標識がある。

草野川の右岸沿いを走り、野瀬町に入ったら、大吉寺の案内看板で右折して草野川を渡る。左折すると、谷坂トンネルへ通じる交差点である。すぐ先には「健康パークあざい」が見える。

さて、右折するとすぐにT字路に突き当たるので左折する。そうすると、すぐに右手に小学校がありその前に野瀬町の案内図がある。ここで地図を確認して大吉寺を目指す。

すぐ先の沢沿いに上がって行くようである。

狭い道を登って行くと、大吉寺の駐車場に着く。大吉寺の石柱と上之森神社の石柱がある。
駐車場は傾斜しているので、サイドブレーキをしっかりと掛ける。8時00分に着いて、準備をして、8時11分に出発した。

大吉寺の石柱のある階段を登って行くと、8時14分に大吉寺周辺案内図という大きな看板のある広場に出た。この看板から右の谷沿いに上がって行く。沢を右に渡ったり左に渡ったりと繰り返しながら高度を稼いでいく。

8時31分には「天台寺」の看板があり、ここから沢を離れジグザグに登って行く。8時46分には分岐があるが、右へ進む。8時48分にすぐ先で合流する。

そして、8時56分には「仁王門跡」の平坦地に出た。

9時07分には「手洗鉢」を経て、9時12分に「塔跡」の平坦地に出た。

ここから左へ入ると、「鐘楼跡」があり、さらに階段を登ると、「本堂跡」に出る。

ここで、さらに左手に進むと、経堂跡があり、その奥に「頼朝供養塔」があった。


ここから山頂へはいったん「本堂跡」へ戻り、「本堂跡」を左に見て、そのまま進む。一段下の平坦地に下りる。


右下に「あか池」があり、さらにもう一段下る。9時19分に「あか池」を左に見て、「あか池」の右側を進むと、すぐに「元池」の看板が木につけてあった。その横をトラバースしていき、尾根を左へ上がる。この付近が一番不明瞭で登山道はないようだ。それでも何とか踏み跡を探しながら登って行く。

すると、9時38分に「大吉寺山(750m)イセ愛山会H5.1123」というプレートがある平坦地に出た。しかし、全く「山頂」という雰囲気ではない。さらに案内テープがあるので、それについて登って行き、急坂を経て9時46分に尾根に出た。あとは、尾根を登って行けば天台寺山に着けるはずだ。しかし、今日は気温が高く、ここまでに相当疲れていた。足取りが重い。もしかして、熱中症か?たしかに汗はすごくかいた。水は500mlと1000mlのペットボトルを凍らして持ってきたが、氷が解けていないので、氷が解けるのを待ちながら少しずつ飲んだ。足取り軽くとはいかなかったが、ゆっくりと尾根を登って行く。9時50分、10時02分に、10時14分にそれぞれ鞍部を通過した。10時34分に左へ分岐するテープを発見した。下山はこのルートを下ろうと思った。もう山頂は近いはずだと気を入れて登って行く。


そして、10時43分、やっと天台寺山山頂に出たのであった。もうくたくたで三角点を見たとたんにへなへなと座り込んでしまった。
山頂は平坦地になっているが、展望はない。なんとか体力を回復し、10時54分に下山した。11時00分には分岐点に着いた。ここから往路を離れ、未知のルートへと入りこむ。青いビニールテープがある。この青いテープだけが頼りである。しばらくして、掘割り状の道に出た。とにかくこの堀割状の道を忠実に下った。途中、左山でトラバースする箇所もあり、この付近は道が不明瞭であったが、なんとか、ビニールテープを拾いながら、下った。そして、ザックの肩ひもが壊れてしまい、テープで補修しながら下った。11時40分に「NO.101鉄塔」に出た。やれやれ一安心だ。ここからは、鉄塔巡視路があり、道は明瞭であった。しかし、すごい急登である。体が重くゆっくりとしか下れなかった。それでもなんとか、12時05分には大吉寺のお堂の横に下り立った。鳥居をくぐって、さらに石段を下ると、12時07分に車道へ出た。大吉寺の大きな案内図がある広場の前である。舗装車道を下って、12時08分に駐車地点に戻った。
カナ山へも行こうとしていたが、体力が尽きて、カナ山へ行く体力がなかった。帰路につき、13時40分に帰宅した。