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寺師山(標高)

平成24年6月30日(土)
 
滋賀県長浜市
 
グループ

寺師山(点名:寺師)(676.3m)

点名:高山(576.4m)

 

        平成24年6月30日(土)晴れ

        滋賀県長浜市

 

今日は骨休めというわけで、滋賀県の点名を訪ねた。小谷城址のある小谷山(495m)の北東にある山々である。近くを送電線が走っているので、送電線の巡視路を使う。

岐阜方面からは、国道21号を西進、関ヶ原町から国道365号へ分岐して、途中、坂浅東部広域農道を使って、再び国道365号へ出る。そして、草野川橋の信号から右折して、草野川の右岸沿いをさかのぼる。

そして、「健康パークあざい」を過ぎてしばらくして、寺師集落から左折して、林道を西へと走る。

1kmくらい走ると、左へ未舗装の林道が分岐しているT字路交差点がある。この交差点のすぐ右に登山道があり、「火の用心 湖東89」という赤い立て札がある。

ここが登山口になるのだが、駐車場所はないので、そのまま林道を100mも進むと、右手にふくらみがあったので、すぐに駐車した。軽自動車はこうした時に助かる。普通車では駐車できないようなわずかなふくらみなのだ。

駐車場所から少し戻って、「火の用心 湖東89」の標識から5時45分に入山した。少しだけ登った5時47分にも「火の用心」の赤い看板があった。ここの左手からプラスティックの階段が続く。いきなりの急登であるが、掘割りの道がジグザグについている。

この急登を登り切ったところに鉄塔があった。6時01分に到着である。この鉄塔が「NO.89鉄塔」なのであろうか?表示がないのでわからない。さて、鉄塔からは傾斜も緩やかになり、ルンルン気分で歩ける。すぐ先に左手の展望が開けた場所に出た。小谷山や琵琶湖が見えた。

さて、傾斜がやや急になってくる付近に次の鉄塔があった。6時12分である。登山道(巡視路)からは少し左へ入った場所に建っている。そして、さらに緩やかに登って行くと、6時18分に次の鉄塔に出る。この鉄塔の付近にワラビが群生していた。今晩の酒のつまみにと少々採取した。鉄塔はこの尾根の西側を通っているのである。6時26分に巡視路が下りになる場所に出た。地形図で見ると、この尾根はここから右へ曲がって、点名:高山から点名:寺師への尾根に合流するようになっている。鉄塔はこの先の谷をまたいでいるのだから巡視路はいったん下って谷を越えているのであろう。

さて、巡視路から外れると道はなく、藪に突っ込むがそんなにひどくはない。やがて、6時36分には掘割りの道のようなものが現れた。

 

そして、6時40分に点名:高山から点名:寺師への尾根に乗った。すぐ右手にヌタ場があった。ここから左折して、忠実に尾根を登って行くと、6時51分にピークに出た。

 

このピークに「点名:高山」の三角点があるはずだ。参考にしたネットの先人は三角点を発見できなかったようだが、さて?たしかに笹があり藪もあるので、捜索は難航した。付近を捜すこと約15分、7時04分に三角点を発見した。

笹と藪の中にたたずんでいた。このピークの一番笹と藪の深い場所にあったのだ。ピークの平らの北東の位置にあった。地形図の三角点はピークの平らの東寄りに記してあるので、よけいに見付けにくいのであった。ここから寺師山(点名:寺師)へと向かう尾根道(道か?)の左手にある。

三角点が発見できたので、満足して7時11分に北東の寺師山へ向かって歩き始めた。ここからはいったん下っている。そして、緩やかな傾斜の尾根を藪をかき分けながら登って行くことになる。そしてピークに出たかと思ったら、7時29分に鉄塔巡視路に突き当たった。

なんと鉄塔巡視路はこの尾根を横断しているのだ。巡視路を右へ行くと、すぐに90度左折する。巡視路は西側から上がってきて、この尾根を横断し、今度は尾根の東側を北上しているのだ。やがて巡視路は尾根に乗り、快適に歩ける。

 

7時40分には三差路に出た。左の道は下っているので、右への道を進むと、尾根道に戻る。

巡視路をそのまま進むと、7時50分に今度は左への分岐があった。どうも左手にある鉄塔に行くための巡視路のようだ。ここは直進し、急になった坂を登ると、7時57分に巡視路の最高点のような場所に出て、ここから巡視路は下っている。

それで、ここから巡視路を離れ、右手のピークを目指す。しかし、ここからはすごい笹と藪である。しかし、距離は長くはなく、8時01分に三角点があった。展望はない。

 

長居は無用と、8時08分には下山した。8時10分に巡視路に出て、8時13分には鉄塔への分岐点を過ぎて、8時18分にも右への分岐を通過して、8時21分に往路で「点名:高山」から合流した場所に来た。復路では往路を戻らず、巡視路をこのまま下ることにした。すごい急な下りである。そして、8時26分に鉄塔に出る。ここにもワラビが群生していたので、少々採取した。さらに巡視路は下り、これでいいのか?と不安になるくらいどんどん下る。もうほとんど下り切ったのでないかと思われるころ、(実際右手下に道路のようなものが見えていた。)沢をわたる金属製の橋が現れた。

8時36分であった。橋を渡ると、一瞬巡視路を見失った。このまま下るのか、あるいは登り返すのか?と考えて、これが巡視路なら登り返すことになるはずだと思えば、案の定、急斜面を登るプラスティック階段が見付けられた。きつい登りが続く。我慢して登り、8時52分には鉄塔に出た。ここにもワラビが群生していた。急登はここまでで、ここから左山のトラバース道となる。9時03分に往路で離れた尾根に合流した。ちゃんと復帰できてよかった。9時07分に3番目の鉄塔に出て、ここを9時14分に出発した。9時17分に2番目の鉄塔を通過し、9時23分に最初の鉄塔に出た。ここから急な下りとなって、9時29分に登山口にありたった。すぐに駐車地点である。9時29分に車に戻ったのであった。

今日は、献血に行くために早くもどらないといけないが、次は、「点名:千田」へ行くことにした。