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祐向山(点名:城)(374.3m)
平成24年3月24日(土)雨のち曇りのち晴れ
岐阜市と本巣市の境界尾根(文殊の森の北東)
「点名:村西」、「点名:雛倉」を登り、今度は祐向山(点名:城)へ登ろうとしたのであるが、祐向山は、本巣市の「文殊の森」から登るのが順当であろう。しかし、文殊の森からのルートは1度登ったことがある。それで、祐向山から南東に延びる尾根(本巣市と岐阜市との境界になっている。)を使うことを考えた。さらにその登山口には、「点名:円蔵洞」があるではないか。
それで、まず点名:円蔵洞を確認してから、祐向山へ登ったのであった。県道167号線の秋沢地内で西へ入ると、山麓に「三甲スタジアム」が見える。

地形図によると、この「三甲スタジアム」のホーム側のネット裏に「点名:円蔵洞」がありそうである。
道なりにホーム側へ回りこむと、スタジアムへの入口がある。

入口は開いており中に駐車できたが、気が引けたので入口手前に駐車した。
11時49分に歩き始め、スタジアム内へ入っていった。左にスタジアムを見ながら直進すると階段がありそれを上がった。すると、目の前の高みに「点名:円蔵洞」の標柱が見えた。



まさしく「ネット裏」という位置である。11時51分に到着である。
さて、点名:円蔵洞は確認できたので、今度は祐向山(点名:城)へ向かって、11時53分に歩き始めた。
ここからまっすぐ北へ進むと、植林地への入口があった。入口といっても車を駐車できるスペースがあるだけであったので、ちょっと覗いただけでパスしてしまった。

下山してから気づいたのであるが、ここから入山して岐阜市と本巣市の境界尾根に取り付いたほうがよかったのであった。
登りではそこまで気づかなかったので、右手に境界尾根を見ながら柿畑の中に続く広い道を登っていった。そして、果樹畑を抜けてさらに沢を少し登ると、右手に植林が出てくる。

それで、12時00分にこの植林内から右手斜面に取り付いた。しかし、この傾斜が半端ではない。とにかく木々につかまりながらガマンして登っていく。すると、植林が終わり、12時08分には激薮に突入した。さらにガマンの登りが続き、12時17分にやっと岐阜市と本巣市の境界尾根に乗った。

尾根の右側(岐阜市側)は植林されており、左側(本巣市側)は雑木林である。この境界を登っていく。12時30分にはピークのような平坦地に出た。左から尾根が合流してくる。さらに緩やかに登っていくと、12時33分にはまた平坦地に出た。

この付近から植林がなくなり、雑木林になる。

すぐ先に掘割のような鞍部があり、これを越えて一段高い場所に上ると、そこも平坦地になっていた。12時37分に到着。

こうした地形を見ると、かつては山城があったような気がする。祐向山の山頂も平らになっており、その点名は「城」なのであるから、城があったとしても不思議ではない。そんなことを考えながら登っていく。すると、左に幼木の植林が現れ、右手は雑木のやせ尾根に出た。

目の前には祐向山が見えてくる。12時47分には掘割のような鞍部を越えると、大岩があり、この横をすり抜けて、12時49分にピークに出た。右手下にはゴルフ場が見える。この付近からは低木になるので、左手や背後に展望が広がってくる。金華山や百々ヶ峰がよく見える。そして、最後の急登を登ると、13時00分に祐向山(「点名:城」374.3m)に飛び出したのであった。残念ながら山頂は植林(樹林)に囲まれて展望はない。


13時03分に往路を下山した。13時08分にやせ尾根のピークを過ぎ、13時10分に大岩を乗り越え、13時12分にやせ尾根から下った。13時14分に平坦地を通過して、13時14分にも平坦地を通り、13時17分にピークのような平坦地に達した。ここで右への尾根を分け、急になった斜面を下る。植林と雑木林の境界を下っていく。13時22分には往路で上がった境界尾根の地点まで下った。このまま下ったほうがいいかな?と思ったが、安全のため往路をとることとし右へ曲がって下り激薮へ突入した。そして、13時25分に植林へ入り、13時29分に沢へ下り立った。あとは、果樹畑の中野広い道を下って、13時34分に駐車地点へ戻った。