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妻木富士(466m)

平成24年3月20日(日)
 
土岐市妻木
 
グループ

点名:妻木冨士(方月山 466m)

 

平成24年3月20日(火)晴れ

土岐市上郷

 

いまは、冨士シリーズとして、岐阜県内の「〇〇冨士」に登っている。理由はないが、日本人の富士山へのあこがれであろうか。日和田冨士(御嶽山、継子岳)、夕暮冨士(尾崎権現山)、飛騨冨士(船山)、山之上冨士(富士山)、米田冨士(愛宕山)、長良富士(船伏山)、夕暮れ富士(伊木山)、下呂冨士(中根山)は登っているので、今日は、まだ、登っていない御嵩冨士(高尾峯)、笠原冨士(浅間神社、お富士さん)、妻木冨士(方月山)、池田冨士(池田冨士)へ登ることにした。御嵩富士と池田富士へ登って、「潮見の森」の「点名:笠原村」を確認し、笠原冨士へも登ってから、今日の富士シリーズ最後の「妻木冨士(方月山)」へ向かったのである。

潮見の森から県道387号線へ出て右折し、笠原町の市街地で右折して県道13号線に乗る。少し走ってから左折して、県道388号線に乗る。この県道388号線は坂を上がってすぐに右折する。あとは道なりに走ると、左手に「1号池」がある。多治見市と土岐市の境界付近である。この1号池の反対側に神谷製造所の看板があるが、この看板から南へ入る。すると、明和工業の入口に突き当たる。その入口左側の駐車場を通り抜けると、林道の入口がある。しかし、林道はチェーンで封鎖してある。

 

 

それで、チェーンの前の駐車場に駐車して、12時03分に林道を歩き始めた。舗装された立派な林道である。歩き始めてすぐの12時06分には左手に砂防えん堤が見えてくる。

 

そこで林道は大きく右にカーブして上がっていく。そして、今度は左へとカーブするが、そこにはカーブミラーがあり、右手には建築中の別荘のような建物があった。

 

 

カーブミラーの反対側(山側)に作業道の入口があった。12時08分にこの作業道から入山した。

 

 

道は結構わかりやすい。植林の中の道をどんどん登っていく。やがて、12時26分に尾根の乗り越しに出て、ほとんど平坦な道を右山で進むようになると、稜線上に出て、直進は急斜面で行き止まりのようになり、踏み跡は左へ90度曲がっている。

 

 

12時28分に左へ曲がって、ほとんど平坦な道を進んでいく。途中、12時31分、12時32分、12時33分と足元に笹が出てくる場所がある。やがて、12時35分、道は左山でピークの南側をトラバースしていくようになる。そして、12時37分に多治見市と土岐市の境界へ出た。道はT字路に突き当たる。尾根の乗り越しのようになっている。

 

 

 

左手の笹薮の中に「龍王大明神」と刻まれた石柱があった。近くに「点名:日向山」(481.7m)という三角点があるが、今日はこの三角点は諦めて、妻木冨士(方月山)へのみ行くことにした。12時41分に出発し、T字路からは、多治見市と土岐市の境界を左へ下っていくのである。はじめは緩やかであるが、次第に急になって、12時47分に地形図にもある林道へ出た。

 

林道といっても名ばかりでとても来るまで通行できるような代物ではない。林道を右手へと進む。林道はいったん下るがすぐに急な登りとなり、12時50分に林道の最高点をすぎると、また下って再度登りに転じるところに左への広い道が分岐している。

 

 

12時52分にこの広い道へと左折する。左折場所の左手の立ち木に黄色のビニールテープが巻きつけてある。

 

 

歩きやすい広い道を上がっていくと、12時55分に鞍部に上がるので、そこで左手へと尾根を登ると、12時56分に妻木冨士山頂に到着した。

 

 

山頂の木には「方月山」の名札がつけてあり、もう1本に木には「466M」の文字が書いてあるのが見える。山頂は、樹林に囲まれて展望はない。今日の山の中では最も山頂らしくない山頂だ。

 

 

12時59分に往路を下山した。13時00分に鞍部を過ぎて、13時00分に林道へ出た。13時02分に林道のピークを通過し、13時04分に往路で下り立った林道の場所に着いた。しかし、林道から登り返すのが億劫で、復路は林道をそのまま下ることにした。林道とは云っても荒れ放題で車はおろか人が歩くにも難渋する道だ。それでもなんとか、13時22分に県道388号線に出ることが出来た。林道歩きは18分ということだ。登りに使うとなると、40分くらいかかるものと思われるが、廃道になっているとはいえ、林道を登ったほうが楽だと思う。今日の同行の運転手に、林道の入口へ車を回してもらって、中津川の「そばや」へ向かった。

妻木冨士(方月山)だけを登るのなら、最初からこの林道を登りルートにしたほうがよいと思う。県道388号線を多治見市側から土岐市側へ下って、最初の右(南)へ分岐する林道である。林道の入口には廃工場がある。廃工場の前に駐車しても問題はなかろう。

余談であるが、中津川の「そばや」はもう売り切れで「本日終了」となっていた。