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御嵩富士(292m)

平成24年3月20日(火)
 
可児郡御嵩町
 
グループ

御嵩冨士(高尾峰)(292m)

 

平成24年3月20日(火)晴れ

加茂郡御嵩町

 

岐阜県内にも「〇〇冨士」と名のつく山がある。それで、今日はそのうち4つの「〇〇冨士」を登った。「御嵩冨士」、「池田冨士」、「笠原冨士」、「妻木冨士」である。ついでに、近くの三角点「点名:笠原村」へも立ち寄った。

さて、御嵩富士は、御嵩町役場の近くにある愚渓寺の裏山である。この愚渓寺の石庭は有名で、京都竜安寺の石庭の元になったということである。それはともかく登山口がなかなか見つからなかった。もともと登山道はなくなって久しいようだ。山頂には、祠があるので、かつては参道(登山道)があったものと思われる。

岐阜市方面からは、国道21号を東進し、太陽社電気の信号を過ぎて、最初の交差点(T字路)を左折して、山麓へと上がっていく。突き当たり手前のカーブミラーがある四辻で右折すると、正面に林道の入口が見えた。林道の入口左側は民家、右側はお墓になっている。その入口付近は陥没か崩落かしており、その復旧工事中であった。今日は工事がなされていないようだったので、工事看板の前の空き地に駐車した。林道入口にはチェーン」がかけられているので、工事中でなくても車では進入できない。

 

 

早速準備をして、8時34分に林道を歩き始めた。すぐにY字路分岐があるが、右へ上がって行く。左へ行くと「ため池」へでて行き止まりとなる。

 

 

右手へ上がっていくと、左手下にため池が見えてくる。そして、すぐに林道は平坦なようになり、尾根の乗り越しのような場所にでる。

 

 

ここで林道は直角に左へ曲がって、御嵩富士の東側山麓を巻くように登っていく。しかし、倒木があったり、雨水の流出で相当荒れており、とても来るまで通行できる状態ではない。

 

 

この林道が平坦になり左へ曲がる付近から、左手の植林へ取り付くべきかなと思ったが、林道が先へ延びているので、そのまま林道を上がっていくことにした。林道は御嵩富士の南側から東側へと巻いていくが、しばらくで終点となった。

 

 

それで、8時47分にこの林道の終点から左への山腹をよじ登ることにした。地形図で見ると、一番急峻になっているところだ。やはり、先ほどの鞍部(尾根の乗り越し)から山腹に取り付いた方がよかったなと後悔したが、そんなに長い距離でもなかろうと、木につかまりながら急斜面をよじ登った。実際急斜面にいる時間は10数分であった。

 

 

 

そして、急斜面が終わったと思ったら、9時00分、急に山頂の台地へ飛び出した。山頂には祠があり、南西方面だけ切り開かれ、展望が開けている。山頂の祠から一段下がったところに三角点があった。石柱には「三角点」と刻まれ、反対側には「東鉱」と刻まれている。これは、鉱山測量用の三角点らしい。

 

 

下山は、北の鞍部へ下り立ち、ここから左折して、西側へ下ることにした。地形図の読みが間違いなければ、往路で取り付こうとした鞍部(尾根乗り越し)付近へ出るはずだ。9時07分に下山を開始し、山頂の北の鞍部への踏み跡をたどって、9時10分に山頂の北の鞍部に下り立った。鞍部から先の尾根にも踏み跡はあったが、鞍部から西へ下る踏み跡もあったので、左へ曲がって西へ下ることにした。植林の中の踏み跡を下ると、左山から右山に変わり、やがて、先ほど通った林道が見えてきて、9時18分に予想通り林道の鞍部(尾根乗り越し)付近へ下り立つことができた。

 

 

後は、林道を快適に下るのみで、9時23分に駐車地点へ戻ることができた。さて、次は池田富士を目指した。