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雁又山(430m)

平成24年2月18日(土)
 
大野町
 
グループ

雁 又 山(430m)

   滝 谷 山(398.1m)

 

平成24年2月18日(土)晴れ

揖斐郡大野町古川

 

今日は、大野町の点名:古川(220.0m)へ登り、そのまま尾根伝いに雁又山(430m)へ登ろうとしたが、途中に採石場があり、その付近を通るのが危険なので、あきらめて、いったん下山してから、金尾滝から再びこの雁又山へ登った。そして、尾根伝いに滝谷山まで登ってから、金尾滝へと下山したのであった。

県道266号(深坂大野線)を大野町から花立峠へ向かうと、金尾滝の案内看板がある。

 

 

ここで右折して、未舗装の道を一番奥まで詰めると、そこが金尾滝広場である。正面に金尾滝があるが、なにか人工的な気がする。この広場からさらに左へ林道が延びているが、この林道は滝谷山への登山道である。この林道を車で入れば、滝谷山まで多少(900m)は短縮できるが、今は路肩崩壊のため通行止めである。なお、この入口には「滝まわりコース 滝谷山まで1600m」という道標がある。

 

 

さて、雁又山へはこの広場から右手へ上がり、尾根に取り付くのであるが、登り口には「雁又山近道→」の札が木に取り付けてある。また、関西電力の鉄塔巡視路の案内板もある。

 

 

11時01分に出発し、「新北幹302 303」、「新北陸幹線(成出―枚方) 1951.12 関西電力 303」という案内板を確認して、ジグザグに付けられた登山道(巡視路)を登っていく。

 

 

11時08分に「303鉄塔」に出た。鉄塔からの展望はよい。

 

 

この先で登山道は2分するが、看板に従って、直進する。右折する道はトラバースしているが、302鉄塔への巡視路なのであろうか。さて、尾根をまっすぐに登っていくと、11時13分にピークを越える。この先で道がやや不明瞭になるが、尾根を外さないように登っていけば問題はない。11時18分にはロープのある場所に出た。さらに11時25分にもロープ場に出た。そして、このすぐ上に分岐があった。11時27分に分岐に到着。右へのトラバース道は、「雁又山近道」という案内があり、いま登ってきた方hが、「金尾滝」の案内がある。直進は案内がないが、滝谷山方面と思われる。

 

 

ここでは、右のトラバース道へ入る。11時30分にはロープ場があり、11時33分にもロープ場がある。そして、11時36分にトラバースを終えて、尾根道に出た。滝谷山と雁又山との縦走路である。案内板もあるので、間違えようはないが、

 

 

 

 

最初に雁又山へ登るのであるから、当然右へ進んでいく。11時40分に展望台があった。樹林は切り開かれベンチも設置してあって、登山者にやさしく配慮してある。これはワンゲルの例会に使えると思った。

 

 

11時43分にロープのある階段状の道を登ると、11時46分に「301鉄塔」への下り道が分岐している場所に出た。303鉄塔のすぐ上で分岐している道を通って、301鉄塔まで来て、そこから尾根を登ればここへ出られるのであろう。

 

さらに尾根を進むと、11時47分にも展望台があった。ここも同様に樹林がきり開けれているので、南側の展望がよい。雁又山には三角点はないので、ここが山頂かとも思ったが、「雁又山→」の札が木につけてあるので、これに従ってさらに先へと進むと、11時51分にやっと雁又山山頂(430m)に出たのであった。雁又山の山名板が2つも木についている。ベンチもたくさんあるし、ここは南側も北側も樹林が切り開かれている。じつに気分のよい山頂である。登山口から約1時間で山頂に立てるのであるから、ワンゲルにはうってつけの山ではないか。そんなことを思いながら、11時55分には下山にかかった。

 

 

下山は、尾根を滝谷山まで進んで、そこから金尾滝への滝まわりコースを下山する予定である。11時58分に展望台を通過し、12時00分に「301鉄塔」への分岐を見送って、12時00分にロープのある階段を下り、12時02分に展望台を通過して、12時04分にトラバース道から尾根に出た場所まで戻った。ここからは尾根をそのまま直進して、滝谷山を目指した。

 

 

すると、12時07分にも「金尾滝」への分岐があった。そして、12時12分に展望台に出たが、ここには「303鉄塔へ下る」という案内板があり、往路で尾根を登ってくると、ここへ出るのだと納得した。

 

 

さらに尾根を登っていくと、12時14分にピークへ出て、ここからいったん下りになる。12時16分に下りきった鞍部に下り立ったが、ここに「滝まわりコース 滝谷山まで 60m」「滝まわりコース 金尾滝まで 1540m」という道標があった。これを下れば、滝まわりコースで金尾滝広場へ下ることができるのだと納得した。

 

 

ここから60mの坂を登りきると、そこが滝谷山の山頂(点名:大洞(398.1m))である。12時18分に着いた。以前に来たときとは見違えるほど整備されている。樹林が切り開かれ、展望が素晴らしい。また、「滝谷山山頂398.1m」「城跡散策コース 大谷山野村定石まで 1100m」「滝まわりコース 金尾滝まで 1600m」という道標やベンチがある。

 

 

 

さて、大谷山へは以前に来たことがあるし、車の回収の関係もあって、尾根伝いはここでやめて、ここから金尾滝へ下ることにして、12時23分に下山した。12時25分に尾根からの下り口に下り立ち、ここからジグザグに下って、12時28分に「夫婦岩」を通過し、12時31分に「滝まわりコース 滝谷山まで 340m」「滝まわりコース 金尾滝まで 1260m」という道標を通過した。そして、12時33分に水場に出た。

 

 

さらに下って、12時35分に「滝まわりコース 滝谷山まで500m」「滝まわりコース 金尾滝まで 1100m」の道標を、12時37分に「滝まわりコース 滝谷山まで600m」「滝まわりコース 金尾滝まで 1000m」の道標を通過し、12時42分に「滝まわりコース 滝谷山まで700m」「滝まわりコース 金尾滝まで 900m」の道標のある場所に下り立った。ここまでは林道が通じているのであるが、現在は路肩が崩壊し、その改修工事中であった。工事中の現場を通過して、あとは林道を歩くと、12時46分に「滝まわりコース 滝谷山まで1300m」「滝まわりコース 金尾滝まで 500m」の道標を通過した。なにか距離表示が違うような気がするが、これは林道なので距離が伸びているのかも知れない。ショートカットする歩道があるのかも知れない。そして、12時51分には金尾滝に下ってきた。滝の前にはベンチや掃除道具があるが、人の気配がない。それでも地元の人たちが清掃していらっしゃるのであろう。雁又山や滝谷山またその縦走路の展望台など、地元の人たちのお陰だと思われる。県内でこんなに整備された登山道は最近お目にかかったことがない。ぜひ例会で取り上げたいものである。そんな思い出、12時53分に駐車地点へ戻ったのであった。

今日は、このまま帰宅して、献血に行き、さらに職場へも立ち寄って、夕方からは送別会に出る予定である。そんな訳で、13時20分に帰宅したのであった。