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源太峰・百々ヶ峰・西百々ヶ峰(228.1m)

平成24年1月8日(日)
 
岐阜市
 
グループ

源太峰(228.1m)・百々ヶ峰(417.9m)・西百々ヶ峰(341.5m)

 

平成24年1月8日(日)晴れ

岐阜市

 

ワンゲル例会の最終下見にため、大竜寺〜源太峰〜百々ヶ峰〜西百々ヶ峰〜反射板〜霊松院と縦走し、霊松院〜大竜寺へと市街地を歩いて戻った。

例会に合わせるため、出発時刻も例会と同じにしたが、若干の遅れが生じた。7時55分に家を出発したため、大竜寺駐車場発は8時06分となった。やむを得ない。今日はこの駐車場はガランとしているが、来週の14日(土)は、混雑が予想される。翌日の15日(日)に初観音があるからである。たぶん、露店が出店するため、前日から準備があるだろう。そのため、14日(土)の当日は、お墓の駐車場に移動をするべきだ。お墓の駐車場も近年きれいに舗装されたのでよいだろう。

さて、8時06分に登山を開始し、大竜寺を右下に見ながら、裏山を登って行く。すると、8時15分にお堂に出た。ちょうど大竜寺の北側の尾根である。お堂の名前は「音牛山」か?。前回はそのように報告したが、「音」の字の「立」の部分が切れている、「日」の部分は「月」のようにも見える。それで、正確な名前は不明だ。

ここからさらに尾根を右手へ周回していくと、8時18分にさらに高い尾根に出る。反対側には山県市の蛍ヶ丘団地が見える。この尾根を右へと上がっていくと8時21分にコブを越え、8時23分にアンテナのあるコブに出る。さらに尾根を進むと、8時30分にピークに出る。右から尾根が合流している。前回はこれを「207mピーク」と勘違いしたが、どうも違っていたようだ。前回は勘違いしたため、「207mピーク」から「源太峰」までの所要時間が多くなりすぎたのであった。右手前方に見える「180mピーク」の見え具合から判断するにここはどうしても「150m」の尾根が合流する地点でなければならない。

さて、ここまではなんとか踏み跡があったが、この先は踏み跡もまったくなくなる。雑木林の藪の中であるが、尾根を外さないように南東方向へ進んで行く。8時39分にコブを越える。コブからは多少の展望が開けるので現在地を確認する。そして、人工林と雑木林の混じった、道なき急斜面をよじ登り、8時44分にやっと「207m」ピークに出た。樹林のため展望は利かない。地形図どおりにここで90度左へ曲がる。緩やかに下って来ると、8時48分には右へ尾根が分岐する箇所がある。ここは左へ取って進むと、8時51分にコブへ出て、下りとなり8時51分に最低鞍部を通り、登りに転じる。9時00分に「210mピーク」へ出た。ここで、右手へ緩やかに下っていく。すると、9時04分には尾根が2分する場所に出た。ここで間違えないように左へ下る。もちろん道はないのであるが、地形図で判断するしかない。いったん下って、鞍部から登り返す。植林の中の急登である。見通しはないが、高みを目指して登る。9時15分にようやく切り開かれた「源太峰」の三角点に出た。新しく設置しなおしたようだ。周囲は切り開かれているが、樹林のため、展望は望めない。

9時21分にここから出発、いったん下って行く。しかし、ここからは明瞭な道があるので歩きやすい。9時23分には源太峰の山頂を通らず、北上する市界の尾根道と合流し、さらに明瞭な道を下って行く。すると、9時26分に「NO.5鉄塔」に出た。ここからは見晴らしがよい。これから周回していく百々ヶ峰方面の尾根が見渡せる。鉄塔巡視路になっているため、軽快に歩けるし、右手の展望がよいので気持ちがいい。9時32分に「NO.6」鉄塔を通過し、9時37分には「紅白の鉄塔」を通過した。この鉄塔はたぶん「NO.37鉄塔」だろう。さらに尾根道を進むと、9時39分に鉄塔案内板があり、これに「NO.37」、「NO.38」の表示があるので、紅白の鉄塔が「NO.37」と推測されるのである。鉄塔表示板のある分岐のすぐ先、9時41分にも鉄塔があったが、この鉄塔の番号は不明である。さらに尾根を南下していくと、9時43分にコブを越し、岩場を登ると、左への分岐があり、このすぐ先、9時51分には小社の鎮座するピークに着いた。ここで小休止、さらに尾根を進むと、尾根が2分するが、そこになんと「源太峰」の札があった。誰かが源太峰と勘違いしたのか?ピークでもなんでもない尾根が合流(2分)する地点なのだが・・・。

ここで、間違えないように左へ進むと、やがて左手下に林道が見えてきて、10時00分にこの林道へ下り立つ。林道の反対側に鉄塔案内板があり、巡視路が続いているので、その道を上がって行く。樹林の中で展望はないが、鉄塔巡視路なので明瞭な道がある。10時05分と10時07分にそれぞれコブを越える、アップダウンの道である。10時09分に鞍部に下り立つが、そこにはこんな場所になぜ?と思われる「鳥居」があった。どこに神社の鳥居なのか?鳥居にそばには石仏が2体鎮座していた。林道が開通する前は、三田洞側から、ここを越えて、岩井団地や加野団地方面へ行っていたのであろうか?「鳥居」には、「明治41年建立」「名古屋講中」という文字が刻まれている。さて、この鳥居から登ると、10時12分に「NO.13鉄塔」に出た。この先で鉄塔巡視路は右山で左へトラバースしていく。そのため、鉄塔巡視路を外れて、尾根を外さないように直登していくのであるが、ここからの急登が半端じゃない。そのうえ道はないのだ。雑木につかまり、両手を使って体を引き上げる。四つん這いになってよじ登る感じである。悪戦苦闘の末、10時39分にピークに出るが、さらに目の前にピークがそびえている。我慢して登るしかないのだ。10時57分にやっとこれをクリアして、ピークに出た。ここには東海自然歩道が通っている。ピーク付近には鉄塔と小社がある。ここから東海自然歩道を横断して急な木製階段を下ると、10時59分に「ながら川ふれあいの森」の管理車道へ下り立つが、ここが管理車道の最高点でトイレが完備されている。いままでの登山道には積雪はなかったが、管理車道には積雪が凍っていた。

この管理車道を横断し、木製の階段を緩やかに登って行くと、11時08分に百々ヶ峰三角点に到着した。展望台と通信施設がある。多くの登山者で賑わっていた。

さて、11時10分に出発したが、ここからは遊歩道となり快適に歩くことができる。ところどころで展望も広がる。11時17分と11時23分に管理車道への下り口の分岐を通過して、11時28分に「西百々ヶ峰」三角点に着いた。ここでの展望はない。さらに進むと、11時32分に「反射板」に出た。ここからは金華山や岐阜市の市街地が一望できる。ここにも多くの登山者がくつろいでいた。夏には長良川花火を見るために登って来る人も多い。

ここからは下りのみである。11時36分には諏訪神社と霊松院への分岐点に出る。左へ行けば諏訪神社、右へ行けば霊松院へ下ることができる。右手へ道をとり、順調に下って行く。岩場では展望が開ける。11時49分に「NO.6鉄塔」をくぐった。すぐ先で尾根から右手へ下り、11時59分に「霊松院」へ出た。

12時03分に「上岩崎」バス停へ着いたが、バスには乗らず、このまま大竜寺まで歩くことにした。12時15分に「三田洞山崎」の交差点を通過し、12時30分に「大竜寺駐車場」に着いたのであった。