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賤 ヶ 岳(421.1m)
平成23年5月1日(日)雨のち曇り
朝起きたら雨だった。天気予報で予想はしていたが、それでもがっかり。雨の中でも強行するか、迷いっぱなしであった。それでも昼近くまでは、いろいろと家事をこなした。そして、昼近くになって雨も上がってきたようなので、滋賀県長浜市へ行くことにした。西の方が雨も早く上がるだろうと読んでのことである。最近は滋賀県長浜市方面へよく出かける。例会の下見ということもあるが、大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」の影響もあろう。浅井三姉妹博覧会とか、小谷城跡あたりでもイベントをやっているが、それらには何の興味も湧かない。しかし、ドラマのおかげでかつてからあった付近の歴史史跡がP`Rされ、日の目を見るようになったのはいいことだ。今日は「虎御前山」と「賤ヶ岳」へ登ることにして出かけた。
11時50分に自宅を出発し、13時50分から14時19分まで「虎御前山」を登り、その後、賤ヶ岳へ登るため、余呉湖を目指したのであった。余呉湖荘から登って、飯浦峠を経由して、賤ヶ岳の山頂に出る。そして、下りは猿ヶ馬場や大岩山、岩崎山を経由して、余呉湖観光館へ下山するコースを計画した。ワンゲルの例会用には、先日、山本山から賤ヶ岳までは往復したのであったが、賤ヶ岳から余呉湖まではワンゲルの下見としては歩いていなかったためである。今日のコースは以前に歩いたことはあるが、記憶を取り戻すのと、最新の状況を得るために時間は遅かったが強行したのであった。
15時23分に「賤ヶ岳1.5km」という道標のある、余呉湖荘の前の登山口を出発した。植林の中をジグザグに登って、15時28分に「余呉湖0.4km、賤ヶ岳1.1km」の道標を通過した。15時38分には飯浦峠に出た。ここには「余呉湖0.8km、賤ヶ岳0.7km、飯浦1.0km」の道標と、「余呉湖0.8km、塩津娑婆内湖2.6km、飯浦1.7km」の2種類の道標がある。15時40分にここを出発して、賤ヶ岳を目指した。15時53分に山頂に飛び出した。ここには「塩津娑婆内湖3.3km、飯浦1.7km、余呉湖1.5km」の道標がある。
15時37分に下山を開始、「賤ヶ岳展望台0.1km、余呉湖3.9km」の道標を確認してから、最初の内は急坂をジグザグに下っていく。鞍部を通過し、登り返すとピークに出る。しばらくは平坦路が続く。その後、ゆるやかに下っていく。16時05分に「賤ヶ岳0.8km、余呉駅3.2km」の道標を通り、16時07分には「一之宮橋」への分岐に出た。ここには「一之宮橋、賤ヶ岳0.9km、余呉駅3.6km」の道標がある。ここからは急な下り坂になる。そして16時09分には「賤ヶ岳1.2km、余呉湖3.3km、賤ヶ岳山頂1.1km、余呉駅2.9km」の道標があり、ここからも急な下り坂になる。16時12分に鞍部を通過すると登りになり、16時12分にピークを越える。さらに登りがあり、16時14分にもピークを越え、平坦路になる。多少のアップダウンはあるが、ほぼ平坦路であるが、少しづつ下っていく。16時17分には左山でピークを越えて、植林の中へ突っ込んでいく。16時19分に「木之本」への分岐点に出た。道標は「賤ヶ岳山頂1.9km、余呉駅2.1km」となっている。もう1種類の道標は「余呉駅2.5km、賤ヶ岳2.0km」となっている。さらに下って、16時21分に「猿ヶ馬場」に着いた。人工林の中で薄暗い。かつては展望が開けていたのであろうと思う。「余呉駅2.4km、賤ヶ岳2.1km」の道標とともに、「羽柴秀吉は最初ここで敗退する佐久間盛政の追撃戦を指揮していたが、戦線が余呉湖西岸に移ったため、賤ヶ岳山頂に移した。」という説明板があった。
ここから右山の平坦路を進み、16時25分には「首洗いの池」の分岐に出た。ここには「賤ヶ岳2.3km、余呉駅2.4km」の道標とともに、「ここより50m下りた所に水の湧き出る池があり、中川清秀の遺体は当時土民達により、谷に降ろし芝で覆い隠し、守られたと伝えられるがその時ここで首を洗った。」という説明板がある。植林の中で薄暗く、首洗いの池まで行く気がしなかった。
ここからはゆるやかな登りとなり、すぐに林道の終点に出た。林道を歩くと、16時30分に中川清秀主従の墓のある場所に着いた。この墓への入り口には「賤ヶ岳2.5km、余呉駅2.0km」の道標と「賤ヶ岳山頂2.4km、余呉駅1.6km、中川清秀主従の墓」という道標がある。墓の方へ行って見ると、予想に反した大きな立派な墓がある。また、中川清秀の墓の説明板と余呉湖賤ヶ岳山本山歩道の看板もある。
16時34分にここを出発した。左下に林道を見ながら進んでいく。16時48分そのに林道へ出た。ここに「賤ヶ岳1.9km、余呉駅2.6km」の道標がある。ここから林道を歩いて行くと、16時40分には林道から山道へ入る入り口に着いた。この入り口には「賤ヶ岳2.6km、余呉駅1.4km」と「賤ヶ岳2.8km、余呉駅1.7km」という道標がある。山道はしばらくは平坦路であるが、あとはどんどん下っていく。16時45分に余呉湖コースと観音堂コースとの分岐に出る。道標は「賤ヶ岳3.2km、余呉駅1.3km」というのと、「賤ヶ岳2.9km、余呉湖経由余呉駅1.1km、観音堂経由余呉駅1.いkm」という2種類がある。わずかなアップダウンの平坦路をゆるく下っていく。16時52分に「岩崎山砦跡」「大岩山1.0km」の看板のある場所を通過して、ここから急な下り坂になり、16時56分に舗装路に出て、鐘突堂の前を通り、16時57分に車道へ下り立った。ここには「賤ヶ岳登山道」の看板とともに、「賤ヶ岳山頂4.0km、余呉駅0.4km」の道標がある。あとは、車道を歩いて17時00分に余呉湖観光館へ着いたのであった。
雨もぱらついてきたようであった。急いで帰路についたが、帰宅は19時00分であった。