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塔ノ倉(715.5m)

平成23年3月5日(土)
快晴
 
揖斐川町
 
グループ

小 谷(699.4m)・塔 ノ 倉(715.7m)

 

平成23年3月5日(土)快晴

揖斐郡揖斐川町東津汲

 

今日は、ワンゲルの例会で「小谷」と「塔ノ倉」を周回した。当初は「小谷」のみを登る予定であったが、参加者の「塔ノ倉へも登りたい。」という合意により、急きょ周回コースになったのであった。「小谷」は今日のために2回下見に訪れている。「塔ノ倉」は先週の下見の時に訪れている。また、ずっと以前に「塔ノ倉」を単独で登ったことがあるのみだ。

そんなことで、揖斐総合庁舎での集合であったが、参加者が同じ方向であったので、岐阜から乗り合わせて、総合庁舎は経由せず、直接「聖心殿」へ向かった。登山口となる「聖心殿」は「乙原トンネル」の東出口から北へ入った行き止まりの場所にある。鉄塔巡視路の鉄塔NO.103への入口は聖心殿からさらに奥へと林道を行った先にあるが、林道は除雪してなくて車では入れないので、聖心殿の前に駐車して出発した。

出発は7時00分である。ワカン、ストック(ピッケル)、アイゼンを持って、林道を歩いていく。舗装した林道の終点には広い駐車広場がある。しかし、時計まわりに周回してきて、聖心殿へ下山するので聖心殿の前に駐車して正解であった。さて、林道が舗装から地道に変わるところに鉄塔巡視路の案内板がある。7時04分にここからNO.103鉄塔を目指すことになる。いきなり積雪に阻まれるが、なんとか乗り越える。そして、ジグザグに急坂を登っていく。7時09分に途中の洞穴がある場所に出て、上着を脱いだりして休憩し、7時11分に出発した。そして、7時20分にNO.103鉄塔に出た。ここで、7時27分まで休憩し出発したが、さらに急登は続く。背後の「塔ノ倉」がせり上がってくるので、高度があがって来ているのが実感できる。さらに左手には102鉄塔が見えてきて、右手には小谷への稜線が見えてくる。喘ぎ喘ぎで登って、7時40分から7時42分まで休憩し、7時56分にようやく大立と小谷の稜線の間のピークに出た。やれやれである。ここから左(南)へ行くと「大立」、右手(北)へ行くと「小谷」である。8時04分に出発して、北へ進路をとり小谷へと進む。ところがここからの下りが急坂であった。昨日の雪が凍っていて滑り、尻もちをつきながら、8時11分になんとか鞍部へ下り立った。ここから今度は登りに転じるが、この登りが半端でない急坂であった。それこそ休み休みでないと登れない。8時17分から8時26分まで休憩し、8時34分には2本のおおきな樫の木の場所に着いた。根元から枝分かれしている木である。ここで大休止となり、8時42分に出発した。そして8時44分にやっと急坂の部分をクリアして標高600m地点に出た。ここからは坂が緩やかになる。いままでと打って変わって軽快に足をすすめるが、それでもいままでの急登のつけがきたのか、8時52分から8時55分まで休憩し、8時59分にピークに出た。ここで左方向へ曲がって、進むと、9時01分に林道の終点に出た。先週の下見のときに小谷から林道へ下り立ったときに林道の四つ辻に出たが、あの1つの林道がここまできているのだと悟った。さらに尾根をそのまま登っていくと、9時03分にピークにでるが、ここは山頂ではない。さらに、進んで9時07分にやっと見覚えのある「小谷山頂」(699.4m)へ出たのであった。

相変わらずの積雪があり、三角点は確認できず、展望もないので9時15分には出発し、先週の下見と同じコースで北東へと下山し、9時17分には林道の四つ辻へ下り立った。ここから積雪で真白な林道を歩き、9時28分に最高のビューポイントである林道の三差路に出た。小津三山の展望を楽しんだ後、9時37分に出発した。すぐに三差路があるが、この三差路は直進(左へ)し、9時51分にT字型三差路に突き当たる。ここで10分休憩して、10時b01分に出発し、10時04分に塔ノ倉への取りつき点に着いた。ここには1本のもみの木があるので目印になるだろう。また、目印もあるので間違えることもなかろう。取りつき点からゆるやかに登って、10時13分にピークを越え、10時15分、10時22分にもピークを越える。右手は植林、左手は雑木林の境界を進み、10時26分に塔ノ倉山頂(715.7m)へ出た。三角点は植林から雑木林側(南)へ10mくらい離れたところにあるようだが、積雪のため確認はできない。

それでも山談議に花を咲かせての大休止となった。11時02分に下山にかかった。この先は下見をしていなかったコースなので心配であったが、鉄塔巡視路をなんとかたどることができた。そして、11時28分にNO.104鉄塔に出た。ここまでくれば安心であろう。大休止して、11時38分に出発した。そして、11時43分に聖心殿の奥の院と思われる社に出た。これがあるならこの先はよい道(参道)があるだろうと、11時47分に出発したが、なにがどうして、不明瞭な道をたどりながら、11時59分にやっと聖心殿の本殿につき、12時00分に車道へ下り立ち、目の前の駐車場に着いたのであった。無事に下山できてよかった。

帰路には喫茶店に立ち寄り、トムラウシ山の話聞き、14時ころに帰宅した。