![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
|
日 永 岳(1215.7m)
平成22年5月22日(土)晴れ
山県市美山町
今日は久しぶりに日永岳へ登った。山県市の最北の山であり、展望はよいのであるが、あまり登山者は訪れない。アプローチが遠いからであろうか、急登があるからであろうか、危険なトラバースがあるからであろうか、ササやぶがあるからであろうか。しかし、私は、逆にそうした変化があって面白い山であると思うのである。
午前6時00分に待ち合わせて国道256号から県道200号線を北西へ進み、終点まで行く。途中の伊住戸地区で「全面通行止(当分の間)」という看板があったが、無視して横を通り抜けた。ここから先は住み家がなく、路面に落石が目立つようになる。先ほどの通行止めの看板にも納得する。落石を避けながら慎重に運転して、仲越地区へ着いた。この先も県道であるが、ここから地道になり、県道としての維持管理をしていないのであろう。この旧北山小学校仲越分校の跡地の所にゲートがある。
今日はこのゲートが開いていたので、そのまま車で進入した。ここからは、さらに悪路となり、落石も多くなる。ゆっくりと車を進める。笹畑山方面への右への分岐を分け、直進する。すると、今度は仲越山への分岐を左に分ける。直進方面にもゲートがあるが、今日は開いていたので、このまま車で進入した。ここからは、道と呼べないような悪路となる。我慢して進み、終点(日永岳の登山口)手前で駐車した。Uターンできるふくらみがあったので、ちょうどよかった。
早速準備をして、7時24分に出発した。ここまで車で入れたおかげで、1時間以上の時間を稼ぐことができた。7時26分に林道が終点となり、沢を渡渉すると、日永岳登山口となる。沢の対岸に「日永岳登山口」の看板がある。鉄梯子があり、最初からいきなりの急登となる。7時50分に「日永岳 この先10分後 トラバース 危険 2006.9.2」という丸太杭がある場所に着いた。そして、看板どおり、8時03分にトラバース道に入った。これをクリアして、8時12分に峠の鞍部に着いた。美山町方面の展望が開けている。
8時16分に、ここから左へ曲がって境界尾根を登っていく。痩せ尾根の急登なので、気を引き締めて登る。8時25分には右手高みに反射板が見える場所に達する。8時34分にピークに立つ。ここで、右へ曲がって、目の前の反射板へ向かう。8時37分に反射板の右をとおり、反射板を通り過ぎると、すぐに三角点がある山頂に出る。8時38分に日永岳山頂(1、215.7m)に到着。山頂は切り開きがあるが、そんなに広くはなく、岩の上から展望を楽しむ。反射板で南の方角は展望がさえぎられるが、ほぼ360度の展望が開けている。根尾村(行政境は関市板取側)のダムも見える。同じく反射板のある大白木山など目の前である。
山頂での贅沢な、モーニングタイムを過ごし、9時22分に下山した。9時24分にピークを左へ曲がり、急降下して9時35分に峠の鞍部に降り立った。9時42分にトラバース道を終え、9時50分に「あと10分後トラバース」の看板杭を通過し、10時03分に渡渉点となる登山口に降り立ち、10時05分に駐車地点へ着いた。
慎重に車を走らせ、12時00分に帰宅した。