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百々ヶ峰(417.9m)
平成22年1月31日(日)晴れ
午後から用事があり午前中しか時間がなかったので、近くの百々ヶ峰へ出かけた。百々ヶ峰の山塊は、生活環境保全林「長良川ふれあいの森」として整備されたので、近頃は登山者(散策者)が増えた。百々ヶ峰は、岐阜市の最高峰であるが、岐阜市街地から近くて大駐車場やトイレ、あずま屋、展望台、休憩ベンチ、案内看板などが整備されているので、登山の初心者はもちろん、散策を楽しむ人たちに利用されている。さらに隣接して「三田洞神仏温泉」(現在は改装中のため閉館している。)もあるので、汗をかいた後は温泉につかって、さっぱりすることができるので、気軽に利用されるのであろう。
さて、そのふれあいの森への行き方は以下のとおり。岐阜市内方面から国道256号北上し、長良川ふれあいの森の案内標識にしたがって右折して来ると、下図のような入口が現れます。
ここで、右折するとすぐに正面に三田洞神仏温泉の建物が見えてきます。現在は改装工事中です。また、左手には公衆トイレがあり、右手奥には三田洞弘法もあります。さて、この三田洞神仏温泉と公衆トイレの間の道をそのまま奧へ進むと、自然に「長良川ふれあいの森」へ着きます。
この管理棟(四季の森センター)を右手に見て、さらに進むと通行止めのゲートが見えてきて、右手に大駐車場(162台)があります。駐車場の奧には時計塔と大きな案内図がありますので、ふれあいの森全体の概要を頭に入れておきましょう。なお、四季の森センターが開館している時間帯(9:00〜17:00)であれば、センターに立ち寄り地図をゲットすると良いでしょう。
四季の森センターと開館時間、休館日です。
上の写真が、ゲートと大駐車場です。
駐車場の奧には、時計塔とこんな大きな案内板があります。全体概要を頭の中に入れておきましょう。
9時17分に駐車場を出発し、時計塔のそばから続く、遊歩道を歩いて行くと、一旦管理車道に出ますが、その管理道を左へ歩いていくと、右手にトイレがあり、正面には写真のようなキャンプ場があります(9時20分)。分岐を左へとってキャンプ場を迂回してもよいが、そのままキャンプ場の中を突っ切って進んでもよい。
キャンプ場(炊事棟)を過ぎると、テントサイトの中の遊歩道となり、階段を登ると下の写真のような分岐に出ます(9時24分)。ちゃんと案内板があるので、このでは「桜の広場」の方へと左折します。
遊歩道はこのように整備されており、安心して歩けます。前方のY字路で右折して坂を登っていきます(9時27分)。
分岐には案内板がありますので、今度は右折して「三田洞展望広場」へと向かいます。
遊歩道をジグザグに登っていくと、水場があり(この水は飲めません。)、やがて管理車道へ飛び出します。ここが「三田洞展望広場」です(9時38分)。ここには管理車道が通っています。ですから管理車道を歩いて来てもここに来ることができます。山道が苦手な人や車いすの人は、管理車道を利用します。下の写真は「三田洞展望広場」からの展望です。北方面の展望が開け、三田洞地区や舟伏山がよく見えます。
三田洞展望広場からは管理車道を歩いてもよいが、上の写真のような案内板があるので、これに従って(遊歩道)山道へ入るのがよい(9時55分出発)。
遊歩道を登ってくると、下の写真のような管理車道へ出ます(10時01分)。遊歩道はここで管理車道を横断して尾根へと上がります。
管理車道を横断する場所にある案内板です。ちゃんと「百々ヶ峰展望台」という案内があります。
遊歩道を登ると、三叉路があり(10時04分)、上のような案内板がありますので、当然「百々ヶ峰展望台」の方へと左折します。左折するとすぐに尾根に達します。あとは、尾根道を進んでいきます。
尾根道の途中では、上の写真のようなY字路がありますが、どちらに進んでもすぐ先で合流します。右手は山道、左は遊歩道です。山道と遊歩道は一旦合流して、またすぐに山道と遊歩道の分岐があります。これもどちらへ進んでもすぐ先で合流します。
山道は以前からあったもので、尾根を忠実にたどっていますが、あとから整備された遊歩道は歩きやすいように、尾根(ピーク)を迂回してつけられているのです。
今度は、四つ辻になっています(10時10分)。山道と遊歩道の分岐の所に、管理車道へ下りる遊歩道も分岐しています。
その四つ辻にある案内板です。分岐にはこのような案内板があるので安心して歩けます。
さらに進んでいくと、同じような山道と遊歩道の分岐がありますが、どちらを進んでもすぐ先で合流します。
山頂(百々ヶ峰展望台)近くには、下の写真のような電波塔があります。
そして、山頂(百々ヶ峰)です(10時19分)。三角点、ベンチ、展望台、案内図があります。
展望台から見た、「長良川」と「金華山」です。
10時22分に山頂を辞し、山頂から、北方面へ下ると、管理車道へ下り立ち(10時26分)、ちょうどそこにトイレがあります。ここは管理車道の最高地点です。許可を受ければ車でここまで来ることができます。
さて、管理車道の横のトイレの裏側から、遊歩道はすぐピークへ登るようになっていますが、坂を登らず左へ右山でトラバースする脇道がありますので、そこへ入ります(10時28分)。正規の遊歩道はピークで東海自然歩道と合流するようになっていますが、ピークへ上がってから東海自然歩道を下ってくることになるので、トラバースして東海自然歩道へ合流すれば余計なアルバイトをしなくてもよいと言うわけです。
そんな訳で、トラバースして上の写真の場所で東海自然歩道に出ます(10時30分)。東海自然歩道は、下の写真のように整備された道です。
左手には先ほど登ってきた百々ヶ峰への遊歩道や管理車道を見ながら、東海自然歩道を下って来ると、長い階段の先にベンチ(下の写真の中央奧)が見えてきます。
ベンチのところに、東海自然歩道の道標がありますが、ここで東海自然歩道と分かれて、そのまま尾根道を進んでいきます(10時40分)。
すると、上の写真のようなあずま屋があります(10時45分)。ここからの展望も楽しみです。あずま屋の右手のピークに上がると、東方面も展望できます。
上の写真は、あずま屋から見た、「百々ヶ峰」です。いま歩いてきた尾根を振り返ったものです。
今度は、あずま屋から北方面を展望した写真です。先ほどの三田洞展望広場からの展望と同じです。
このあずま屋からは、尾根を外れて斜面をジグザグに下って行きます(10時49分)。
分岐(10時52分)には案内板がありますから、安心です。ここでは「ラベンダー広場」へと右折します。
すると、管理車道へ下り立ち(10時58分)、右折して下ると、すぐ左下にラベンダー広場が見えてきます。
いまは、ラベンダーも咲いてはいません。
ラベンダー広場をすぎると、すぐに駐車場とゲートが見えてきます(11時01分)。
これで、周回してきたことになります。ゆっくり歩いて約2時間の行程です。
さて、岐阜市の最高峰「百々ヶ峰」を周回するコースはいかがでしたか。半日汗をかくのには最適のコースとお奨めします。
あとは余談ですが、車道を下ってくると、三田洞神仏温泉の左手奧に「三田洞弘法(法華寺)」がありますので、時間のあるときは立ち寄って見ましょう。
弘法大師お手植えの菩提樹ときれいな庭園があります。さらに最近金の観音像も出来ました。この庭園は、古代印度の仏教聖地「霊鷲山」を模して江戸時代に創られたと門前の説明板に書いてあります。これらを鑑賞するだけでも価値があるでしょう。
以上で、終わりです。