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釜 無 山(2117m)
平成21年7月5日(日)晴れ
この山は、入笠山の近くにあり、登山口へ至る道路も途中まで共通である。国道20号から右折して、南進するのであるが、諏訪湖方面から甲府市方面へ向かうと、横断歩道橋があり、それに「入笠山」という大きな案内標識がある。ここで、右折すると、あとは道なりであるが、交差点には同じく「入笠山」の案内があるので、林道を難なく「大阿原湿原」前のT字路突き当たりまで到達できる。途中に、「入笠山登山口」とその前には大駐車場がある場所がある。その大駐車場にはトイレもある。また、ここには「この先マイクロバスは通行止め」の表示もあるので、この先は普通車しか通れないのであろう。しかし、前述の「大阿原湿原」前には「バス停」があったが、あれは普通車仕様のバスなのであろうか。
さて、この「大阿原湿原」前のT字路で、右へ行くと「入笠山」、左へ行くと「釜無山」である。そうした看板もあるので、間違うことはないだろう。まずは、「釜無山」へ行くことにして、左へ曲がる。舗装された林道を進むと、すぐに未舗装になるが、途中でまた舗装された部分もある。その歩道も切れて、さらに進むと、やがて、釜無山林道のゲートが見えてくる。ここからは、一般車通行止めになっているのだ。そして、その右側に「釜無山登山口」の看板が立っている。
このゲートの手前に路駐して準備をした。まだ、薄明るい程度なので、途中で鹿を多く見かけ、単独では一抹の不安があったが、意を決して、4時40分に出発した。笹原の中に確かに踏み跡はあるが、笹が茂って判別しづらい。笹の葉が茂って、上からは道(土の部分)が見えないのである。上から見ると、笹原がその道の部分だけ低くなっているのでそれを目印に足を進める。足元は見えないのである。さて、4時48分は小高い丘に突き当たる。そこで、踏み跡を見失ったが、木に付いているテープの目印により、なんとか踏み跡を見つけた。この小高い丘を左山で右側へ回り込んで行く。4時50分にはピーク(尾根の乗り越し)を越える。すると、右手前方に「釜無山」が見えてくる。左山でこの小高い丘を過ぎると、4時55分、いきなり笹が刈ってある広い道に飛び出した。えっ??こんないい道があるの?と不思議だった。その道は左手の下からあがってきて、左へ直角に曲がってさらに前方のピークへ向かっている。いま歩いて来た踏み跡は、ここで、その直角に曲がった道に合流しているのだ。Tの字の右上から来て、そのまま左上へ直進する感じである。その笹を刈り込んだいい道は、Tの字の下から来て、左へ曲がっているのである。帰りは、これを下へ下ってみようと思った。林道へ下り立つものと思われた。
さて、ここからは、笹が刈ってあり、足元がよく見えるので快適に歩ける。4時56分に「釜無山」の看板を通過し、4時58分にピークに達し、ここで直角に右へ曲がる。足元が見えにくくなったりしながら、緩やかに登っていくと、5時02分に「釜無山→」の看板があり、途中の展望場所からは、「入笠山」が見えた。そして、5時16分に「釜無山」の最高点に達する。最高点付近は笹もなく、樹林帯の中である。三角点はもう少し先らしいので、そのまま進むと、笹が出てきて、5時18分に「釜無山山頂(2,117m)」に着いた。三角点があり、富士見町と書いた、山頂の標柱もある。片方面の展望はありそうだが、今日はガスがあり、見えなかった。
5時23分に下山した。5時25分に最高点を過ぎ、5時34分に「釜無山」の看板を通過して、5時36分にピークで左へ曲がって、坂を下ると、5時39分に笹が刈ってある道が右へ分岐するT字路に下り立った。ここで、右へ曲がって急な坂を下ると、5時42分に林道へ出た。思ったとおりであった。ゲートの前に「釜無山登山道」の案内板はあったが、いまは、この道を使わず、ゲートを越えて林道を歩き、この取り付きからあがったほうがよいであろう。さて、林道を歩いて、5時49分にゲート前の駐車地点に戻った。
さて、この次は、帰路に程久保山へ登って帰ろうと考えた。