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午前中は、家庭の用事がいろいろあって、どこへも行けなかった。それで午後から山へ行こうとして、行ける山を探した。結局、ふるさとの山である峰山にした。子供の頃、山仕事の手伝いでよく出かけていた山である。できれば、ふるさと側から登りたいと思ったが、時間も無いこともあり、 家を出たのは、12時30分ころであり、国道256号を北上し、乾小学校から柿野集落へ入り、さらに上流へ進んで、東洞集落への道から、左折して、かつての西洞集落(全ての家が移住し、いまは、廃村となっている)へたどり着く。ここは、「北山」への登山口となっている。ここを通り過ぎ、さらに奥へと林道を進む。やがて、林道は直進方面は全面通行止めの看板があり、鋭角に左折して三本杉峠へ駆け上がっていく分岐がある。それで、その急坂を上がっていくと、左手に小屋があり、やがて、三本杉峠に着く。ここからは林道は下りになる。峠には右手の少し上った場所に小社がある。左手にはガードレールの端の木に空き缶がさしてある。この峠にも1台くらいは駐車できるが、少し戻った坂の途中にも道路のふくらみがあり、1台は止められるのでここに駐車した。そして、少し戻ると、谷へ下りる道があるので、ここから谷へ下りる事にした。 出発は、13時10分である。13時13分に谷身へ下り立った。ちょうどそこには谷に橋が架かり、対岸には山道が登っている。この道は「円原」へ登る道である。以前に「円原」へ登ったときに使った道だ。しかし、今日は峰山へ行くのであるからと、この道へあがらず、谷を下って行った。谷沿いには赤いテープがある。これをたどりながら谷を下ると、13時23分には谷の左岸に道があり、これを下る。左手上部には先ほど登ってきた林道が見える。赤いテープはさらに谷を下っており、13時31分にはそのテープが右の斜面へと登っていたので、それをたどって急坂を登った。こんなことなら、この谷を下流から登った方が早いのにと思った。実際、最初に円原へ登ったときは、この谷を遡ってきたのだから。それは、さておき、左は雑木林、右手は植林の境に続く赤いテープを拾いながら、急な坂を登って行くが、この道は登山道というより、山の所有者の境界ではないかと思われる。 そうして、喘ぎながら急な坂を登り、坂が緩やかになったかと思うと、14時07分には足元に笹が出現する。膝下丈なので助かる。笹原の雑木の疎林の中を高みを目指しあがっていくと、14時15分に尾根に上がった。ここで、右手へ進み、すぐに左手に上がって行く。そして、14時22分に峰山山頂(881m)に達した。足元には笹原の雑木疎林が続いていた。その先は植林であった。山頂には「大般若881m」という名板が木に付けてあったが・・・山頂からは樹林が邪魔をして展望はよくない。樹林の間から北山の反射板が見えた。 時刻も迫っていたので、14時27分には下山した。14時31分には尾根から右手に下り、14時35分には笹原を抜け、左は植林、右は雑木林の境を下って、14時57分には谷身に下り立った、そして、すぐに対岸の斜面をよじ登り、15時03分に林道へ上がった。あとは、とぼとぼと林道を登って、15時15分に駐車地点へ戻った。
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