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池木屋山(1,395.9m)

所在地
 
平成20年4月29日(火・昭和の日)
 
グループ

台高の山で、迷岳とならんで候補にあげていた、この「池木屋山」だが、やっと念願が叶った。インターネット情報では、「高滝」の高巻きが危険な箇所だというのだ。どのサイトにも同じようなことが書いてある。それで、躊躇していたが、まあ、行ってみないことには始まらない。だめならだめで、引き返そうと思って、とにかく、出かけた。

迷岳へ登ったときの失敗があったので、早朝4時00分に出発と決めていたが、やはり、起きられず5時17分の出発となった。迷岳のときよりは、早いのでまあいいか。というわけで、長良川堤防を順調に下り、6時15分には桑名東インターから高速にあがった。そして、途中休憩を入れながら、7時10分に松阪インターでおりて、国道166号線で、桜井方面へと進む。途中、「蓮ダム」の案内標識により、左折する。ホテルスメールの入り口を通過し、しばらくすると、「蓮ダム」に到着する。さらにダム湖の左岸を行くと、「宮の谷峡谷」の看板があるので、ここで左折して赤い橋を渡っていく。ダム湖畔の道をさかのぼり、ダム湖もなくなり、谷が細くなると、「宮の谷林道」の看板が出てくる。ここには、「登山口まで1240m」の看板もある。ここで、左折すると、後は道なりに進んで、林道の終点に着く。10台くらいは駐車できそうであるが、すでに8割方埋まっていたが、なんとか駐車する。終点の手前にもふくらみがあり、2台くらいは駐車できるが。終点には小屋があり、登山道の看板もある。

さて、早速準備をして、8時38分に出発した。8時41分に「犬飛び岩」に着く。しかし、「犬飛び岩」は登山道から離れているようだ。8時45分には小さな滝があり、8時54分に「蛇滝」に着く。なんの変哲もない峡谷だが、「蛇滝」と言われると、そう見えなくもない。しかし、とにかく、先を急ぐ。8時59分に「六曲屏風岩」の前を通過し、9時07分に休憩所という小屋に出た。ここで、赤い橋を渡り、谷の対岸にでると、そこが「風折滝」と「高滝」の分岐点になっていた。9時09分に分岐に到着だ。「風折滝」は40分、「高滝」は20分となっている。

迷わず、「高滝」方面へ。9時18分に「高滝」に着いた。なるほど、落差も推量も申し分ない。ここで、滝を眺めるのもそこそこに、高巻きに取りかかる。なるほど、急な登りであるし、岸壁を横切るが、ロープがあり、木の根もあるので、それほど、高度感や恐怖感を感じることなく、通過する。9時35分には「猫滝」についた。この猫滝は上部から眺めるだけである。さらに岩場をロープでよじ登り、9時39分には滝の上部へ出た。危険地帯からの脱出だ。一安心だ。ここで、左岸から右岸へと渡る。さらに、9時48分には右岸から左岸へ渡り、高巻きがある。ドッサリ滝の高巻きなのか?そして、10時06分に谷が2つに分かれる場所に出た。登山道は右の谷を左岸から右岸へと渡って、左の谷の左岸沿いに登っている。すると、その左の谷もまた二俣になっている。今度は、そのどちらの谷も渡らず、右の谷の左岸沿いの尾根を登っていくことになる。要するに三俣の真ん中の谷の左岸を登っていくのである。尾根を乗り越し、10時14分には、その谷を左岸から右岸へと渡る。そして、ジグザグに登り、右山でトラバース気味に登って、尾根に出る。10時21分である。これが、池木屋山から延びてくる尾根であろう。この尾根も傾斜がきつい。急坂が一時緩やかになる場所を見つけて、10時39分から10時41分まで休憩した。さらに、10時55分には休憩に適した緩やかな広場があった。さらに急坂を登り切り、11時25分には、坂が緩やかになったと思ったら、足下には笹原が出現した。もう山頂は近いであろうと思われ、11時33分に池木屋山(1395.9m)の山頂に出た。すでに、3人が休憩中であった。記念写真を撮ってもらい、展望を楽しもうとしたが、残念ながら樹林に遮られ、展望は迷岳の方面しか開けていない。それで、腰を下ろして、持参したパンで昼食とした。休憩中に、途中で追い越してきたパーティがどんどん登ってきた。

さて、私は11時50分に下山を開始した。なんと言っても時間がないのだ。11時53分には笹原が切れ、急坂に突入した。12時04分には急傾斜の途中のわずかな平らの休憩適地に着いた。そして、12時16分には、登りの時に休憩した大岩の上に降り立った。先を急ぎ、12時21分には尾根からの下り口に出て、左山でトラバースしてジグザグに下り、12時24分に谷身へ降り立った。右岸から左岸へと渡って、高巻いて下り、12時29分に三俣に出た。この三俣の一番左岸を下っていく。途中で左岸から右岸へ渡り、12時54分には右岸から左岸へ渡り返す。ここが猫滝の上部である。ここから危険箇所を下らねばならない。「猫滝」の上部で道を間違え時間ロス、それでも、13時06分に「猫滝」に着いた。まだまだ、気は抜けない。慎重に下って、13時19分に「高滝」の下に降り立った。よかった。ここからは、整備された道なので、安心であろう。順調にこなし、13時28分には「風折滝」と「高滝」の分岐点に着いた。ここで、橋を渡り、13時29分に休憩所の小屋に着く。あとは、13時37分に「六曲屏風岩」、13時43分に「蛇滝」、13時54分に無名の滝、13時58分に「犬飛び岩」とそれぞれ通過して、14時00分に登山口まで戻ってきた。無事に帰着して安堵する。