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オサンババ(1,631m)

所在地
 
平成20年3月16日(日) 晴れ
 
グループ

登山道がないため、この時期しか登れない奥美濃のオサンババへ行った。ここ数年、登ろうと計画していたが、時期を逸してしまっていた。ゴールデンウイークしか登れないという「おいずるヶ岳」ほどではないが、残雪の時期しか登れないのだ。スキーシーズンではスキー客が多くて、これまた、気が引ける。そんなこんなで、結局、今日と言う日が来たのだ。

6時に家を出て、国道156号を北上し、郡上八幡から国道472号に変わって、通称「せせらぎ街道」を奥美濃有料道路(坂本トンネル)へ向けて進み、有料道路の料金所の手前で右折し、めいほうスキー場へ向かう。730分に駐車場に着いた。310日からは駐車場の料金が無料なので、よかった。

740分にスキー場のゲレンデの端を歩いて登っていく。すでにリフトは動いていたが、尾根までリフトで上がってしまったら、いかにも簡単すぎる。それで、歩いて登ることにしたのだ。800分にゲレンデの真ん中に杉の木が数本ある場所に着いた。ここで、ワカンを付けた。806分に出発した。ここから、傾斜もきつくなる。途中で、スキー場のパトロール員に呼び取れられ、どこへ行くのか、日帰りか、スキー場の関係者に話はしてあるのか、と聞かれた。ゲレンデを歩いているから、いけないのか?一番端っこだから、よさそうなものだが。まあ、本部に無線で問い合わせ、「気を付けて」と言ってくれた。急な坂をなんとか登り終えて、900分に「第1ペアリフト」の上部に着いた。しかし、スキー場の最高地点は、まだまだ先だった。ここからも上級者コースの急登を登らなければならない。ゲレンデを避けて、林間を木や笹につかまりながら登って行った。そして、954分にやっとスキー場の最上部へ出た。御岳や乗鞍がよく見える。いい天気だ。休んでいたら、パトロール員が来て、オサンババまで行くのか、下山はいつごろか、この先は自己責任で、と言って帰っていった。もちろん、自己責任でここまでだって登ってきたのだ。この先だって自己責任に変わりない。

1003分に出発した。ここからは、今までのような急登はなく、緩やかに下って行く。目の前にはオサンババが見えている。左前方には烏帽子岳も見えている。そして、1028分にオサンババと烏帽子岳への尾根の分岐点に着いた。右へ行くとオサンババ、左へ行くと烏帽子岳である。進路を右へとり、緩やかに登っていく。右手には先ほどのスキー場の最高地点にある建物が見えてくる。1043分にピークへ着く。頂上台地の南の端といったところか。1048分に頂上らしき場所に着いたが、まだ、先にも頂上がありそうだった。正面にはスキー場の建物が見える。木に札も付いていたが、まだ、時間が早かったので、もうすこし先へ行ってみようと、歩を進めた。1059分に「オサンババ」の頂上に着いた。台地の北の端といった感じだ。食事を取る気にならず、写真を撮って、11時11分には引き返した。1126分に先ほどの頂上と間違えた場所までもどった。1128分に台地の南の端を通過し、ここから、下りになる。1134分に烏帽子岳への分岐になり、左へ曲がる。やがて、登りとなり、1200分にスキー場の最高地点(リフトの最高地点)へ戻った。ここで安心して「おにぎり」をほおばった。行きには見えていた御岳や乗鞍はガスにかかっていた。1218分に腰を上げ、下山にかかった。1247分に「第1ペアリフト」の上部に着き、1310分に登りで「ワカン」を着けた場所まで下った。そして、13時25分に駐車場に着いた。無事に帰着できたが、ここから、無事故で帰宅せねばならない。帰宅は1510分であった。