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甲武信ヶ岳(2,475m)

三宝山(2,483.3m)
武信白岩山(2,288m)
大山(2,225m)

所在地
 
平成19年10月12日(金) 晴れ
 
グループ

休暇が取れたので、いろいろ思案して、甲武信ヶ岳に行くことに決めた。決めたのは直前だったため、準備が忙しかった。しかし、いつものとおりで前日に準備をしておいた。当日は、と言ってもその前夜であるが、仕事から帰宅し食事を済ませ、風呂へも入って、出発まで仮眠をした。これが失敗で、寝過ごしてしまった。目覚めたのが午前0時を過ぎ、急いで準備をしたが、出発は、0時54分であった。1時10分に関インターから東海北陸道に上がって、東海環状道を経て、中央高速に乗る。あとは、そのまま中央高速で、3時00分に諏訪湖サービスエリアにより、3時20分まで休憩し、そのさき長坂インターで3時45分に中央高速を降りる。県道28号線、清里高原道路を経て、清里へ入り、そこからしばらくは国道141号を走り、野辺山駅のすぐさきから右折して、川上村へ向かう。県道68号線を道なりにまっすぐ進むと、川上村役場を通過し、そのまま行くと梓山へ着く。さらにそのまま直進すると、行き止まりが登山者用の無料駐車場となっており、これが「毛木平駐車場」である。乗用車60台が駐車できる完全舗装の立派な駐車場である。トイレと休憩舎もある。4時50分に駐車場に着き、すぐに仮眠した。

起床は、5時40分である。周囲が明るくなってきた。早速準備をして、6時12分に出発した。駐車場の奥から林道が延びている。まずは、この林道を進んでいく。6時20分にこの林道の分岐点がある。左は十文字峠方面、右は千曲川源流方面、甲武信岳方面である。ここは予定通り、千曲川源流コースを取る。やがて、6時34分に大山示氏神社があり、「千曲川源流4km、甲武信ヶ岳」という道標もある。そのすぐ先で林道は終点となる。6時36分である。千曲川の左岸沿いを登っていく。6時48分に右から千曲川に合流する支流を渡る。このすぐ先の右手に「慰魂の碑」がある。6時51分に「千曲川源流に至る」「甲武信ヶ岳」「梓山」という道標がある場所を通過する。ここで、登山道は360度曲がり、ジグザグに登ることになる。さらに6時54分には、もう1度360度回転する場所に出るが、ここにも同じような「千曲川源流に至る登り2時間30分」の看板がある。7時04分に小沢を渡る。7時13分に「千曲川源流に至る」という看板があり、小沢を渡る。ここに「48←」のペンキの印がある岩がある。このあと、7時21分、7時24分、7時25分、7時27分と続けて、支流の小沢を渡り、7時28分に「千曲川源流に至る」の看板の場所を通過し、7時29分にも小沢を渡る。そして、7時34分にジグザグに登ると、7時39分に「ナメ滝」に着く。休憩する間もなく、先を急ぐ。7時43分に「千曲川源流に至る」という看板を過ぎ、7時55分には小沢を渡るが、そこには幕営に適したような平らな場所がある。この先、7時56分にも「千曲川源流」の看板がある。さらに7時57分にも小沢を渡る。そして、いままではすっと千曲川の左岸沿いを登ってきたが、8時07分にはその千曲川を左岸から右岸へと渡る。これから右岸沿いに登っていく。すると、8時09分に「前方、甲武信岳」という看板が木につけてあるが、太陽が正面に上がっており、逆光で甲武信岳は見えなかった。同じ木に1時間40分の手書き文字がある。8時20分に左からの土砂崩れの現場があり、ここの紅葉がきれいであった。8時24分には「千曲川源流遊歩道、甲武信岳」の看板の場所を通り、8時26分に支流の小沢を渡り、8時27分にも「千曲川源流遊歩道、甲武信岳」の看板を通る。この先、8時36分に千曲川本流を右岸から左岸へと渡る。そして、8時38分「千曲川信濃川水源地標」という木柱がある場所に着いた。ここで、その千曲川源流の水を飲み、補給して、8時52分に出発した。ジグザグに急登すると、9時08分に尾根に飛び出した。ここには、「甲武信ヶ岳、甲武信小屋」「国師ヶ岳、金峰山」「千曲川源流、梓山」という道標がある。ここで尾根を左へ向かい、9時24分に樹林を抜けると、展望が開け、富士山が見えた。9時27分に甲武信ヶ岳山頂(2,465m)に着いた。三角点はない。「十文字峠」「甲武信小屋0.4km」「雁坂峠7.1km」「国師ヶ岳、金峰山」という道標がある。展望を楽しみながら、ラーメンを食べたが、風が強くなり寒くなってきたので、9時56分に下山した。下山は、往路をたどる計画であったが、体力的にも時間的にも余裕があったので、十文字峠を経由するルートを取った。急な坂を下ると、三叉路があり、右から甲武信小屋からの道が合流している。ここには「甲武信岳5分」「十文字峠4時間」「三法山30分」の道標があり、10時00分に通過する。この先でいったん下ってから登り返すが、坂が緩やかになってくると、山頂が近くなり、10時20分に三法山(2,483.3m)に到着する。ここには一等三角点がある。「甲武信岳」「十文字峠」の道標がある。周囲の樹林のため展望はよくない。10時24分に出発した。10時44分に「山火事防止みんなの注意から」という看板のあるコブを通過し、下っていくと、10時50分に「尻岩」に着く。なるほど尻にそっくりな大岩があった。「大山・十文字峠2.9km」「三宝山・甲武信岳2.7km」という道標がある。ほぼ中間点と思われる。さて、11時09分には「武信白岩山」の左をまいて、「十文字峠」「甲武信岳」の道標に着く。せっかくなので、ここで、戻って「武信白岩山」のピークを踏んでみる。しかし、このピークも展望はなく、なんの変哲もないコブであった。そして、11時15分に再び、「十文字峠・甲武信岳」の道標の前を通り、岩をよじ登り、11時22分に岩のコブに着いた。すぐ先にも岩峰があり、進むとどうもその岩峰をまいていき、岩峰には登れないようだ。ロープが張ってある。直下には11時27分に着いたが、「大山1.1km、十文字峠2.2km」「武信白岩山頂」「三宝山2.2km、甲武信岳3.4km」の道標がある。岩峰へ登るのはあきらめて、先を急ぐ。11時43分に「十文字峠」「甲武信岳」の道標を通過し、さらにまた、岩をよじ登って、その上に飛び出すと、そこには、「十文字峠」「甲武信岳」の道標があり、すぐ先が大山山頂(2,225m)であった。11時54分に着いた。大展望である。「十文字峠1.1km」「三宝山3.3km」「甲武信岳4.5km」の道標がある。ここを12時00分に出発した。鎖のある急な岩場を下っていく。そして、12時10分に「十文字峠」「大山・甲武信岳」の道標の場所に着き、ここで90度左へ曲がって尾根から下っていく。やがて、急坂が緩やかになると、十文字小屋の屋根が見えてくる。12時22分に「十文字峠」「白泰山・栃木」「股の沢・川又」「甲武信岳」の道標がある場所を過ぎると、12時44分に十文字小屋に着いた。

ここには、「大山1.1km・甲武信岳5.6km」「モウキ平4.3km、三国峠6.1km」「水場約5分」「かもしか展望台0.5km」の道標がある。たいした休憩もせず、12時28分に出発、12時29分に尾根からトラバース道へ分岐する三叉路があり、「三国峠」「甲武信岳」「梓山(モウキ平)」の道標がある場所で達する。ここからのトラバース道は、下りでなくわずかな登りである。12時38分に尾根を回り込むと下りになる。さらに12時45分に「梓山」「甲武信岳・十文字峠」の道標に着くが、ここで90度右に曲がってジグザグに急坂を下っていく。12時55分に水場に着く。しかし、水は出ていない。ここから左山で沢沿いに左岸を下っていく。13時03分にその涸れ沢を左岸から右岸へと渡り、右岸沿いに下る。13時08分に支流の涸れ沢を渡る。すると、すぐ下で合流し、沢に水がでてくる。13時11分に「登山道」の看板があり、ここからジグザグに下る。下ったところには湧き水が出ている。ここで、水を補給し、13時16分に谷を右岸から左岸へと渡る。渡ったところにも「登山道」の看板がある。さらに13時18分には左岸から右岸へ渡り返すと、13時20分に「五里観音」を通過し、13時22分に右岸から左岸へと沢を渡り、13時25分に立派な木橋を渡る。「千曲川狭霧橋」である。ここから林道となり、13時28分に今朝の分岐点に出る。そして、13時32分に駐車場に戻った。