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木曜日の夜、仕事から帰宅し、早速に食事、入浴を済ませる。その後、登山の準備にかかる。おおむねの準備はしていたが、結構こまごましたものがあり、準備が整ったのは、20時を回っていた。うとうととして、21時に起きる。ご飯が炊き上がったので、翌日の朝食用におにぎりを作る。 準備を終え、いよいよ21時51分出発した。そして、22時08分に関インターから東海北陸自動車道に乗る。美濃ジャンクションから東海環状に乗り換え、土岐ジャンクションへ、ここで、中央高速に乗って、後は、東へ東へとひた走る。恵那SAで22時51分から11時00分まで休憩、駒ヶ岳SAでは、11時47分から11時54分まで休憩、諏訪湖SAでは0時22分から0時39分まで休憩、八ヶ岳PAでは1時00分から1時07分まで休憩と小刻みに休憩を入れながら、1時40分に勝沼インターを出る。料金は4,750円であった。 ここからが、思ったより時間がかかった。国道411号(大菩薩ライン)へ出るまでの道がわからず、勝沼市街をうろうろして、戸惑った。なんとか、勝沼のぶどう畑を抜けて、国道411号に乗り、あとは1本道で、まずは次に登る予定の大菩薩嶺の登山口入り口の看板を見つけた。勝沼インターから約30分(2時12分)である。少し手前には「大菩薩の湯」がある。これを過ぎると国道411号は峠への登りとなり、やがて、「柳沢峠」に着いた。ここにはトイレも駐車場もある。遊歩道が整備されているようだ。ここから下りとなり、もう近いのかと思ったが、ここからが遠かった。そして、心配していた通り、後山林道の入り口がわからず、東京都の境まで行ってしまった。東京都の道標を見つけ、行き過ぎに気付き、Uターンして戻る。実は先ほど、この林道かな?といったん止まった場所であった。進行方向から鋭角で入るので、ヘッドライトの光が「雲取山」の看板を照らさず、見えなかったのであった。東京都方面からは、Y字路で入る形になるので、見えるが、これも大きく右カーブする場所の右側なので見えにくい。 なにはともあれ、3時24分にこの入り口から登山口へと入っていく。約10kmの林道だが、未舗装で相当な悪路である。車の底部を擦る。また、すれ違いも困難な狭隘の道だ。ゆっくり走行するしかない。そんなわけで約30分かかる。3時57分に終点に到着、工事のための資材が転回場においてある。予定より約1時間遅れているが、外はまだ薄暗く、また、不眠で来たので少しは仮眠したいと、リクライニングを倒した。約30分仮眠した後、準備にかかる。そして、4時27分、いよいよ、出発することにした。予定より30分遅れのスタートで、長い1日の始まりだ。 林道から、まずは下っていき、支流の橋を渡る。そして、本流の左岸沿いに続く登山道を登っていく。まだ、薄暗い中を登るが、途中に登山道を修復する工事中の場所を通過する。そして、4時49分に「三条の湯」に着いた。山小屋であるが、風呂もあり、静寂な山中でゆっくりするにはよい場所であろう。実際、山へ登らなくても、この宿に宿泊するために訪れる人もあるようだ。 さて、宿をそのまま通過すると、宿の主人か?が、声をかけてくれた。しかし、時間がおしていることもあり、あいさつを交わしただけで先へと進む。すぐに道は下りとなり、4時52分に支流の橋を渡る。そこから、急なのぼりとなる。が、しかし、左山のトラバース気味に登っていく。4時58分には、右下に赤い屋根の小屋が見える場所を通る。そして、5時10分に分岐がある。これが、青岩鍾乳洞への分岐であろうと思われた。さらに登山道は登るが、相変わらず、左山での単調なのぼりが続く。この登山道は、水無尾根は全て左山、すなわち、尾根の右側(東側)を登っていくようだ。そして、5時27分には、登り一段落し、平坦地になる。ここには、右側(谷側)にベンチに適した倒木がおいてある。やがて、ここを過ぎると、また以前と同じような単調な左山の道が続く。5時31分いままでずーっと左に見てきた尾根に乗る。そして、痩せ尾根を渡る。しかし、また、左山でのトラバース道になる。5時45分に岩がごつごつした尾根を越える。このさきは、平坦なトラバース道が続く。5時51分にも岩がごつごつした尾根を越える。そして、6時03分、水場に着く。水無尾根の水場であるが、今日は、雨の後のためか、水が流れている。さらに6時12分にも水場を越える。さらにこの先、2箇所ほどの水場を過ぎる。すると、6時25分に右側が開け、対岸の山が見える場所を通過する。6時37分には、また、岩のごつごつした尾根を越える。この先も単調な左山のトラバース道を、登っていくと、足元に背丈の低い笹が現れると、三条ダルミが近いことを伺わせ、足取りが軽くなる。やっと、6時53分、三条ダルミに着いた。やはり、昨夜一睡もしていないのが響いているのか、体が重い。それで、ここで、朝食休憩とした。本来は山頂で朝食としたかったのであるが。さて、おにぎりの朝食後、7時08分に出発した。ここからは、いままでの単調な登りとうって変わって、尾根を直登する急登となる。意気込みとはうらはらに足が上がらない。遅々とした歩みで登ると、7時19分には、急な登りが一段落して、平坦地に出る。しかし、この先も急な尾根の登りである。直登ではあるが、多少、ジグザグが切ってあるので助かるが、いままでの登りと比べて坂がきつい。急な登りをガマンして登っていき、7時41分、やっと山頂に出た。山梨県側の山頂だ。ここから、さらに先へ進むと山小屋とトイレがあり、そのさきに東京都の山頂がある。7時44分に到着。結局、3時間45分かかっている。自分の体力の衰えを実感せざるを得ない。 まあ、それはそうとして、誰もいない静かな山頂だ。朝食は先ほど食べたので、ここでは展望を楽しもうとしたが、今日は霞がかかり遠望は利かない。それで、早々に下山することにした。7時54分に下りにかかり、7時56分に山梨県側の山頂まで戻った。「小雲取山」の方面が一瞬ガスから開けた。ここも歩いてみたいが、なんせ遠くて、いつ来れるやら。さて、さらに先を急ぎ、8時05分には、平坦地まで下り、8時09分に三条ダルミに下り立つ。帰路ではここはノンストップで通過し、8時21分に岩尾根を越し、8時28分に左(東側)が開けた場所を通過し、この先2箇所の水場を通過して、8時36分に水場に達した。さらに8時42分にも水場を通過する。そして、8時48分、8時50分(三条の湯←→雲取山の看板あり)、8時53分に岩尾根を越える。このあと、開けた吊り尾根を渡るが、ここで、小休止をした。9時01分に出発する。9時12分に青岩鍾乳洞への入り口と思われる三叉路を通過する、9時19分には左下に赤い屋根の小屋を見ながら、9時23分には支流にかかる橋を渡り、9時25分に三条の湯の小屋に出た。ここからは、遊歩道のような楽な道を下って、9時45分に駐車地点となる林道終点に着いた。10時00分に車をスタート、長い林道を走って、10時20分に国道411号に出た。往路を戻り、11時19分に大菩薩峠への入り口に着く。あとは、大菩薩嶺の項目へ。 |