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高室山(816.6m)

平成19年5月5日(土・子供の日)
 
所在地
 
グループ

今日は午前中に海津市南濃町での仕事が入っていた。それで、その後、養老町関ヶ原町経由で多賀町へ行くことにした。このゴールデンウイークには山菜の宝庫と言われている旧脇ヶ畑町きたのだ。この脇ヶ畑町は、「杉」、「保月」、「五僧」の3集落からなっていたという。「杉」と「保月」は以前「鍋尻山」へ登った時に通過している。今日は、その杉と保月の中間から林道へ分岐して「高室山」へ登ることにした。

林道高室線へ入り、車の腹をすらないように気をつけながら、慎重に進んでいく。「この先ゲートあり。一般車通行止め」という看板があるが、無視して進むと、ゲートは既に朽ち果てているようだ。その痕跡しかない。しかし、ものすごい悪路だ。林道とは名ばかりである。ガマンしながら進むと、分岐があり、左へとる。左手の看板に「高室山」の案内がある。しばらく進むと、右手の尾根に山道がある。営林署の「山火事注意」の登りとテープの目印がある。感覚的にもこの尾根を登るのが正解と思われる。ちょうどよい具合に近くの左手に2台駐車可能な広場がある。駐車して登山を開始しようとすると、車が登ってきた。聞くと高室山に登るらしい。それで、車を寄せて駐車スペースを空けてあげた。

その御仁が登山準備をしている間に、出発。時刻は1210分である。しばらく尾根を登ると、右山で山腹をトラバースする道となる。左は植林、右手は笹の原である。そのトラバースを1220分に終えると、90度右に曲がって直登する道となる。そして、笹原からススキ(カヤ)の原になると山頂は近い。1225分に山頂に到着。記念写真を撮っていると、後続者が登ってきた。それを尻目に1230分に次の目標としていた「倉骨山」へ向けて出発した。実は、倉骨山は、この「高室山」から尾根筋を下った場所にあるのだが、「高室山」山頂から見たひとつ北の尾根のピークを「倉骨山」と思い込んでいたのである。ここからは、道なき道を下る。1234分に右は植林、左は雑木の境の尾根に入る。1236分にこれを抜け、雑木林の笹原に入る。1240分に尾根の鞍部に下りた。このすぐ先の尾根上に「倉骨山」山頂があったと思われるが、1243分に岩のごつごつしたピークに立つ。ここが「倉骨山」の山頂だったのであるが、この時は全くそれに気付かず、この先で尾根から左へ折れて、尾根からいったん下り、1252分に植林の中の鞍部を通り、さらに北の尾根に登り返す。1301分に北の尾根の稜線に立った。尾根を東へ進み、1305分にピークを右山でトラバースしてすぎる。1306分に鞍部に達し、最後の登りに差し掛かる。しかし、それも1309分に途中でトラバース道になる。左山でトラバースし、尾根を右へ行くと、1313分にピークに出た。ワラビがたくさんある。しばらくワラビを採って、1318分に引き返す。先ほど左山でトラバースしたピークに1327分に達した。岩がごろごろしている。さらに尾根を右へ進んで1332分に岩がごろごろしているピークに達した。これが倉骨山山頂なのか。わからない。とりあえず、引き返し、1335分に鞍部を乗り越し、1339分にピークに出る。往路では右山で越えたピークだ。しかし、倉骨山の痕跡はない。1344分、ワラビを採って下山する。尾根を進むと、ブルドーザーで引っかいただけの林道が現れた。なんだ、林道がここまで通じているんだと納得して、あとは、林道をそのまま進む。案の定、先ほど、高室山へ登るために駐車した場所に着いた。時刻は1406分であった。今度は、「丸山」へ登ってみるか。林道を車で下り、分岐を左へ進む。付近には山菜取りの人たちが多くいる。さて、しばらく進むと、右手にテープの目印があり、ここから登ることにした。1414分に出発。丸山というだけあって、なだらかな登りだ。登山道というようなものはない。しかし、足元にはワラビが多く生えている。ワラビを採りながら登ったが、どこが山頂なのかわからない。前方にピークが見えるが、あれは、高室山ではないだろう。送電線が走っているから、陣屋のほうだと思われる。あとは、展望が利かないので、しばらくワラビを採って、1447分には下山にかかった。ワラビを採りながら下山し、1457分に車へ戻った。さて、帰路に着くか。