トップページに戻る カレンダー  岐阜県の山  東海の山  ぎふ百山 日本百名山 愛知130山


クラソ明神(1,023.1m)

平成19年1月14日(
 
山県市美山
 
グループ

ふるさとの山、クラソ明神へ登った。インターネットで見て、この山があることを知った。インターネットの記録では、藪がひどいとの事である。それなら、この時期雪がある分、藪は少ないであろうと出かけた。

しかし、家事がいろいろあって、出発は、945分であった。それでも余裕で登れると考えていたが、あとでひどい目にあることとなった。登山口への道は、ふるさとの山とて、迷うことはなかったが、奥へ進むにつれて、道路脇の積雪が多くなり、現住する最終集落をすぎると、道路にも積雪があり、わだちができていた。不安がよぎる。まあ、登頂できなくても途中で引き返せばよいと自分に言い聞かせて進む。旧美山町の万所に着いた。家が3軒あった。いまは常時は住んでいないはずだが・・・この先は車では進めないと判断し、この先の三叉路に路駐した。道路は真っ白である。

早速、身支度をして、1049分に出発した。林道を奥へと進むと、すぐに通行止めのバリケードがあった。もちろん、積雪で進めはしないのであるが。林道はおおきくヘアピンカーブを繰り返しながら、ジグザグに高度を稼いでいく。そして、1102分に「首塚」という石柱のあるところに着いた。ここにはUターンする場所があり、隣接して「山神神社」という石碑もあった。ここまでは車であがってこれるだろう。さらに林道をあるいて進む。ここからは積雪も一段と多くなってくる。汗をかきかき1137分に峠に着いた。峠には「南無阿弥陀仏」と刻まれた石碑があった。また、峠で林道はT字路で分岐している。直進すると下っていき、右折は、作業道のようだ。

さて、ここから、左の尾根に取り付いて、尾根を登っていく。キレイに植林がされている林の中だ。積雪は20cmくらいである。深いところは30cm以上ある。ここにきて、ワカンをもってこなかったことを後悔する。単独の雪中行軍は疲れる。まあ、藪こぎよりはましだと自分を納得させるしかない。ただ、この植林の中は、藪はないものと想像できる。尾根通しで行くので、ピークを2つほど越えて、1157分に3つ目のピークを越える。ここどぇ、左へ曲がり、さらに尾根を登って、1210分にやや平らなところに着く。ここで、右へ曲がって、すぐに左へ曲がる。ここで、右手に目指すクラソ明神らしきピークが見える。(あとで、わかったことだが、ここからはピークは見えずないようだ。)ここからは、植林を抜け、雑木林となる。1230分に左からの尾根と合流し、右へと登る。左側は植林で右側は雑木林の境の尾根を登っていく。1239分にピークに達する。正面に見えるのがクラソ明神だと思ったが、山頂はここから見えるピークより先にあるようだ。吊り尾根をわたり、急坂を登りきり、1253分に左からの尾根に乗る。これが主尾根かと思った。たしかに主尾根であったが、ここからが長かった。ここで、右へ曲がって登って行く。また、藪も雪の下になっているが、相当な藪だと思われる。ワカンがないため、ツボ足で進まなければならず、相当な労力を消費する。坂は急ではないが、いままでの疲労が出て、雪中行軍に相当な疲れが来ていた。この坂を登ったら山頂か?と思うと、その先にピークがあり、それを2〜3度繰り返し、のろのろで時間がかかる。そして、1340分にやっとクラソ明神の山頂に着いた。まずは、三角点を探したが、雪の下で確認できず。「クラソ明神1,023.1m」という山名プレートの前で記念写真を撮る。

時刻も14時ちかくで、積雪があり、ゆっくりもできないので、1400分下山を開始した。1414分に主尾根から分岐して、左へ下り、吊り尾根を渡って、14時21分にピークに達する。ここから、右は植林、左は雑木林の境を下る。14時25分に植林と別れ、雑木林の中を左へ下る。14時33分にやや平坦な場所に下り立ち、右へ曲がって、すぐに左へ曲がる。ここから、植林へ突入する。14時36分右へ下り、14時42分にピークに達する。そして、14時48分に峠に下り立った。やれやれ、あとは林道を下るのみだ。15時04分に「山神神社」、「首塚」の場所を通過し、15時16分に駐車地点に戻った。帰宅は16時10分であった。