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ハライド・青岳・国見岳・水晶岳

平成18年8月12日(土) 晴れ時々曇り
 
所在地
 
グループ

こんどの四国の百名山に備えて、新しい登山靴を買った。その足慣らし(靴慣らし)のため、どこかの山へ行かねば・・・と思案して、結局、鈴鹿の山の周回に出かけた。朝明渓谷から登って、周回し、また朝明渓谷へ下山してくるというものだ。

 早朝出発の予定であったが、寝過ごして、結局、5時30分の出発となった。岐阜から養老町をとおり、国道365号、国道306号で、御在所岳方面へ向かい、朝明川を渡る手前で、右へ曲がり、鈴鹿山脈のほうへ向かう。三重県民の森の前をとおり、Y字路を左折すると、あとは1本道で朝明川に沿って上流へと登っていく。

 その終点が朝明渓谷キャンプ場などになっており、有料大駐車場がある。そして、その付近の路肩は全て駐車禁止となっている。さらにご丁寧に空き地にはロープを張って駐車できないようにしてある。路上駐車による交通渋滞を防ぐためか、駐車場の料金収入を稼ぐためか。しかたないので、500円を支払って有料駐車場に入れる。7時30分に到着した。

 さて、早速、準備をして、7時57分に出発した。まずは、車道を進み、赤い橋を渡って、左へ曲がる。支流の川(この川が腰越谷か?)を渡って、先の3差路を右折する。その先で舗装路はUターンして左へ曲がっていくが、この分岐に「腰越谷」の標識があるので、これを直進して登っていく。すると、やがて舗装もなくなり、砂利道にある。そのまま進むと、いよいよ山道らしくなり、「家族遊歩道」の看板が現れる。その岩にペンキで←が書いてあるのであるが、相当薄くなっており、気をつけてみないと見落としてしまう。8時10分、この←にしたがって左折する。まさにここから登山道といった感じである。「腰越谷」の右岸沿いに登っていくようだ。8時13分に1つ目の堰堤を越える。8時15分に2つ目、8時17分に3つ目と堰堤を越える。ここから左岸側の登山道となり、次の堰堤の下に「湯ノ山温泉←→朝明渓谷バス停」という道標がある。そして、8時22分その堰堤の上に上がる。4つ目の堰堤だ。今度は、登山道は左岸側から右岸側に移り、8時25分に5つ目の堰堤を越える。右岸側を登っていき、8時28分に6つ目の堰堤を越える。登山道は左岸側へと移り、8時38分には左岸側から川の中を登るようになる。そして、8時40分には谷が2分するようになり、2つの谷の真ん中、つまり、右の谷の右岸側を行くようになる。848分には、左から谷が合流している。谷といっても崩壊地のような感じだ。このあたりから谷の中を登っていくようになり、850分には、頭上がぱっと開けて、背後の山が見えるようになった。たぶん、「釈迦ヶ岳」であろうか。858分に、谷が2分して、左の谷へ登る。左の谷の左岸に道がある。しかし、すぐに谷が2分してまた、左の谷を登る。谷といってもこのあたり源頭であり、水もない。道は、すぐに尾根へと取り付くようになる。そして、901分、やっと腰越峠に着いた。ハライドと青岳の鞍部である。しばし、休憩し、911分にハライドに向けて、登り始めた。921分にハライド山頂(908m)に着いた。すばらしい展望がある。国見岳、青岳、水晶岳、釈迦ヶ岳などが見える。932分に下山を開始、939分に腰越峠まで戻った。

942分にここを出発し、青岳への登りにかかった。すぐに左へ下山する道が分岐している。湯ノ山温泉のほうへ下る道であろうか。この分岐を945分に過ぎると、道は急な登りとなる。945分にはやせ尾根を渡る。ひたすら登り、1017分、坂が緩やかになったと思うと、3差路があり、左は山岳寺跡経由藤内小屋、右(直進)は、国見岳となっている。ここを過ぎて、1024分には、稜線上の道となり、アップダウンの笹道となる。1031分に「ぬた場」を通過し、1038分に三叉路に出た。標識によると、右は朝明渓谷、左は国見岳となっている。これが県境稜線であったが、その時は気がつかなかった。まだ、手前にいると思ったのだ。ここから、左へ行き、掘割の急坂を登ると、青岳山頂(1,090m)に飛び出した。1044分であった。この青岳を確認して、やっと先ほどの三叉路が県境稜線であると認識した。同時に「きのこ岩」を見過ごしたことに気付いた。あとで確認しておこうと決めて、目の前の国見岳まで足を伸ばすため、1051分に出発した。1107分に大岩が数個ある場所に、「根の平峠←→御在所岳」の看板があり、これを過ぎるとすぐの1108分に国見岳山頂に着いた。ここからすぐ目の前に御在所岳が見える。さらに、その後ろには「鎌ヶ岳」が見える。大岩に登って展望を楽しんだあと、1116分に下山を開始した。1125分に青岳(青井岳)を通過し、1127分に三叉路へ戻った。さらに「きのこ岩」を見るため、ハライドのほうへ戻り、1128分に「きのこ岩」への分岐を見つけた。木に「きのこ岩」の札がついているということであったが、それには気付かなかった。木についているのは、「ハライド←→国見岳」の道標だけである。まあ、登山道からきのこ岩の手前の岩が見えるので、わかるであろう。さて、ここから少し入り、1129分に「きのこ岩」を発見した。すばらしい展望を楽しみながら、ここで、昼食とした。

さて、1155分に出発し、1156分に登山道へ出て、1157分に県境稜線の三叉路に戻った。ここから根の平峠へとひたすら下っていく。初めは尾根上の緩やかな道であるが、大岩の脇を数回通過し、1201分に「根の平峠←→御在所岳」の看板を通過したころから、いよいよ急な下りとなる。1227分にやっと「根の平峠」に降り立った。1230分に今度は、水晶岳を目指して登りにかかる。急な坂を登っていき、1240分に坂が緩やかになったかと思うと、「釈迦ヶ岳←→御在所岳」の看板があった。1245分に小さなピークを越えると、すぐ先に右側(三重県側)の展望が開けた場所に出る。そして、1252分に「水晶岳」への分岐に着いた。そして、1256分に水晶岳山頂(954m)に到着した。ここからは、いま周回してきたハライドから青岳、国見岳の尾根がよく見える。三角点の石柱があるが、砂が流されてぐらぐらしている。ただ、砂の上に立ててあるだけだ。こんなのでいいのか?雨量観測用(?)の電波塔が立っている。

さて、1304分に下山にかかる。1306分に県境稜線登山道に合流し、1317分に「中峠」に着いた。釈迦ヶ岳まで行くことも考えたが、今日は、早く帰宅せねばならないので、ここから朝明渓谷へ下山することにし、1319分に出発した。1324分に沢へ出て、左岸から右岸へと渡る。13時30分に「中峠←→朝明バス停」の看板を」確認し、13時37分に「あけぼの滝」の下に降り立ち、右岸から左岸へ渡り、1346分にコンクリート堰堤の下に出て、左岸から右岸へと沢を渡る。ここで間違えて沢を下ってしまったが、すぐに堰堤があり、下れないので、引き返し、渡渉している登山道を見つけたというわけである。13時52分に「中峠←→朝明バス停」の看板の場所で、右岸から左岸へと渡渉し、13時55分に朝明川の川原へ出た。ということは、今、下っていたのは、朝明川の支流ということになる。13時57分に対岸の林道へ登る。そして、舗装された林道を下って、14時16分に駐車場へ戻った。14時20分に出発し、帰宅は16時30分であった。