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高賀山(1,224m)

平成18年7月29日(土) 雲り
 
所在地 
 
グループ

久しぶりに高賀山へ登った。高賀神社からではなくて、高賀山の山頂直下まで伸びる広域基幹林道を利用した。この林道は瓢ヶ岳への登山口となる片知渓谷からさらに奥へと登っていくのである。「ふくべの森」を越えてさらに登っていくと、林道は2分しており、左へ行くと高賀神社へと下っていく。右へ行くと、まだ新設中であるが、高賀山の直下を通って、郡上市八幡町の那比へと通じるらしい。さて、林道を進むと、左山で尾根を回り込み、正面に高賀山が見えてくると、頂上近くまで林道が通じていることがわかる。そして、舗装がなくなると、すぐに登山口がある。その先に「工事中のため、通り抜け出来ません。」という看板がある。その前の広場に車を止めて、登山準備をする。

 802分に出発、まずは、林道から尾根上へと上がる。そこに美濃中央高原開発協議会の看板がある。高賀神社から登ってきた登山道と合流する場所である。右へ行くと高賀山、左へ行くと峰稚児神社である。高賀山を目指して笹の中の登山道を登る。振り返ると、峰稚児神社のピークが見え、さらに登ると、その後ろの瓢ヶ岳や今渕ヶ岳が見えてくる。そして、825分に山頂に到着した。展望は周囲の木々にさえぎられてあまりよくない。関市方面がすこし見える程度である。天気がよくないのもあるが、遠くはかすんで見えない。838分には下山を開始した。856分に車へ戻った。早朝のさわやか登山の一こまだ。

 上石津町の3山トリプル登山の最後は、この目地子である。勢州峠へ登ったあとだったので、勝地峠から下多良集落の方へ下って、ここから谷畑集落へ向かう。鍛冶屋川沿いに上流へ向かい、川の畔の福祉バスの「谷畑バス停」から右に曲がり、谷畑集落の中をすり抜けていく。民家を過ぎると、山裾で道は2つに分岐する。左は寄ノ谷林道らしいが、これを左へ取って進むと、道ばたの作業小屋を2つほど通り越して、また二又になる。この分岐のところに広場がある。車が5〜5台くらいとめられそう。この先は荒廃していたので、この広場に車を止めて、歩くことにした。12時21分に出発し、左のコンクリート舗装された林道を登っていく。12時34分に橋を渡って、沢の左岸へ出る。左岸沿いに登ると、12時37分に左への分岐がある広場に着いた。この分岐の付近にも広場があるので、車でここまで登ってこられそうである。しかし、ここから橋を渡って分岐している道は、崩壊して荒廃していて車は全く通れない。土砂崩れの岩を除けながら登っていくと、12時37分に終点の広場に出た。ここから、梵天や養老山脈が見えた。広場の隅に壊れた小屋があり、この小屋の横からさらに林道はのびていた。しかし、もちろん荒廃がひどく、歩くにも難渋する。とにかくせっかく道があるのだから、これをたどって登っていった。そして、12時48分に本当の林道終点に着いた。ここにはおびただしいワラビがある。ここまでの林道の脇にも相当なワラビがあるが、ここは一面ワラビという感じである。その中に植林されたばかりの幼木が広がっている。さて、ここから左の尾根に出て、植林間近の幼木と雑木林の境の尾根を登っていく。12時53分にコブに出て、さらに登っていく。ここから右側の幼木が少し大きくなった。植林されてからの年数が違うのであろう。

13時02分に山頂かと間違うような平坦地に着いた。しかし、まだ先に高みが見えたので、そこまで行くことにした。さらに大きくなった右側の植林を見ながら登ると、13時10分に雑木林の中の目地子山頂(481m)に着いた。三角点はないが、雑木の幹に「メジコ481」と「目地子481」と彫った文字があった。雑木のため展望は利かず、13時16分に往路を下山した。13時18分に手前のピークに着き、13時21分と13時22分にコブを越えて、13時24分に林道終点に出た。あとは、林道を快調に下って、13時33分に壊れた小屋のある林道終点に出た。さらに13時38分にコンクリート舗装に林道へ合流し、13時40分に橋をわたり、13時44分に車へ戻った。もう帰宅するだけ、疲れた身体にむち打って、車を飛ばし、15時30分に帰宅した。3山トリプル登山の完成だ。