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矢尽山(787.2m)

平成18年7月23日(日) 曇り一時雨
 
所在地
 
グループ

 梅雨がいまだ明けず、はっきりしない天気であったが、どこかの山へ行こうと、いろいろ思案し、結局、この矢尽山にした。簡単に登れると思ったからだ。

 実際は、結構手ごわい山であった。まずは、岐阜市から関市美濃加茂市土岐市と通過して、国道19号で瑞浪市へ出る。さらに、恵那市の旧山岡町を経て、旧岩村町へ出る。ここから国道257号を南下して、旧上矢作町へ向かう。すると、新木の実トンネルへの坂道を登っていくと、右手に八幡神社がある。そのすぐ先に旧道が左へと分岐している。その旧道へ入っていくと、バイパスの下をくぐる。そのすぐ先で、旧道は大きく右へカーブしていくが、それを曲がらず、左の林道へ直進する。私も、それがわからず、そのまま旧道を登ってしまい、結局、旧木の実トンネルまで行って、引き返してきたのだ。さて、舗装された林道へ進入し、大きくカーブして登ると、三叉路がある。この三叉路で右折する。間違えて直進するとすぐにゲートがあり、通行できないので、戻ることになる。さて、右折して進むと、舗装はすぐに切れて、細かい砂の道となる。道路上を水が流れて、溝になっているところもあり、2WDでは、心配であったが、とにかく行けるところまで行こうとそのまま進む。さらに、道路の中央に草が生えてくる。いかに車の通行がないかがわかる。いよいよ心配になってきたが、とにかく進む。そうすると、三叉路の広場がある。ここを右へ曲がるのであるが、ためしに直進してみた。直進すると、道路にブロックが敷き詰めてある場所がある。この右手に「享保の大杉」がある。道路脇に看板があったが夏草に隠れて、登りのときはわからなかった。あきらめて引き返すときに草の間に見つけた。さて、先ほどの広場まで引き返して、右への道を登っていく。この道は、中央に草が生い茂り、道とはいえないような荒れた道だ。それでも無謀に進入していく。するとやっと、林道の終点に達した。終点は、広場になっているので、Uターンは可能である。車は1〜2台位はとめられるであろう。

 さて、終点の左側に、登山口がある。といっても、営林署の作業道の入り口であるが。12時03分に、そこから入って、坂をわずかに登ると、道は右手へ緩やかに続いている。すると、草の茂った、かっての道らしきところへ出た。この道跡を横断して直進するふみ跡があり、それをいくのが正解であったが、それは下山時にわかったことで、このときは、まず木の実峠へ行こうと、この道跡を左へとって進んだ。道の跡であることは間違いないが、いまは、川のように水が流れ、まったく、歩きにくいし、気味が悪い。それでもなんとか、12時10分に木の実峠に着いた。ここから、右手の尾根へと上がる。尾根を登っていくと、すぐの12時14分に緩やかな尾根上に出た。ここに右から登ってくる踏み跡があった。それで、たぶん、道跡へ出たところから、直進して登ってくると、ここへ出るのであろうと、思った。さらに12時17分いったん鞍部に下って、尾根上の踏み跡をそのまま登っていくが、雨がぽつぽつと降り出してきた。それでもそのまま進むと、12時23分に左側の見晴らしのよい場所に出た。このすぐ先に、ピークがある。眼下に見えるのは、旧上矢作町のモンゴル村であろうか。雨はすぐにやんだようだ。しかし、笹が濡れており、結局、衣服は濡れてしまった。さて、このピークで、踏み跡は直進して下っているが、矢尽山へは、右へ曲がって北へと下っていくのであるが、最初は間違えて、直進してしまった。踏み跡を辿り、12時29分いったん鞍部へ下って、さらに右山でトラバースしていく。しかし、トラバースをやめて、まっすぐにピークへと登る。12時33分にピークを越える。そして、さらに下って、次のピークへ出たところで、どうもおかしいと思った。それで、12時38分に引き返すことにした。その途中、左手に目指す山と思われるピークを見つけた。あのピークが矢尽山に違いないと意を強くして戻った。12時42分にピークを越し、12時43分に鞍部を過ぎ、12時46分に見晴らしのよいピークまで戻った。さて、この見晴らしのよいピークから、北の方向へ下って、12時48分に鞍部を越えるが、なんとか踏み跡程度はあるようだ。さて、鞍部から登り返すと、小さなピークを越えて、直角に交わる尾根に突き当たる。ここで、左へ曲がると、12時54分、すぐにピークに達する。このピークから踏み跡を辿って、右へ曲がって下っていく。あとは、アップダウンがあり、13時00分に小さなピークを越えて、そのまま進んでいくと、13時03分に矢尽山(787.2m)の頂上に着いた。三角点があるが、展望はなし。周囲の木々が伸びているからだ。登山道はおおむね笹が茂っていた。また、展望はほとんど利かない。まあ、三角点にたどり着いたことで満足し、13時09分に下山することにした。往路をそのまま戻った。13時12分にピークを越え、13時14分に鞍部、13時18分にピーク、13時21分に鞍部を過ぎて、13時25分に見晴らしのよいピークに着いた。13時32分に尾根からの下り口に着き、左へ曲がって下ると、登りに予想したとおり、13時34分に廃道へ出た。これを横断し、下って、13時35分に車へ戻った。