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飯盛山(742m)・西津汲(793m)

平成18年5月14日(日) 晴れ
 
所在地
 
グループ

々からの天気予報とはうって変わって、最高の登山日和となった。ワンゲルの5月例会としての山行きである。

7時58分に揖斐総合庁舎に集合であった。自宅を7時10分に出発し、7時40分ころに揖斐総合庁舎に着いた。すでに1人の参加者がきていた。早速、ワンゲルにを掲げ、集合時刻を待つ。揖斐総合庁舎では、折から発生した土砂崩れのため、徹夜で職員が待機しているようで休日であるが電気が点いていた。

さて、残る1人の参加者が集合し、早速、8時20分に出発した。国道303号を進み、久瀬振興事務所を過ぎて、しばらく走ってから、右側に喫茶店のある交差点で、揖斐高原方面へと左折する。左折してから小さなトンネルを抜けて、Y字路を右へ行く。そして、50mほど先で鋭角に左へ曲がって登っていく林道へ入る。右側には広場があるので、大きく回り込めば、鋭角でも左折はハンドルを切り替えることなくできる。

林道は、最初こそコンクリート舗装されているが、すぐに砂利道になる。車の底部をこすらないように慎重に登っていく。途中に採石場(石灰の工場)があるが、そこを直進する。ここから草の生えている悪路となるが、ゆっくりと登っていく。左山の尾根を大きく左へ回り込んで行くと、途中に「月の株」(飯盛山登山道)への登り口の階段があるが、それを通り過ぎ、林道の終点まで行く。林道の終点には、広場があり、車は5〜6台くらいは駐車でき、Uターンも可能である。月の株の案内板があり、立派な登山道が続いている。早速、準備をして、8時57分に出発した。遊歩道のように整備された道を登り、途中、急峻な崖のつり尾根を通り、また、道脇の「タラの芽」も採りながらゆっくりと登っていく。そして、9時28分に「月の株(大ケヤキ)」に着いた。記念写真を撮り、しばし休憩して、9時34分に出発した。9時46分に台地状になっている「飯盛山山頂(742.2m)」に着いた。ここには三角点はないようだ。展望は樹木の背が高く、あまりよくない。ここで、しばしの休憩。目指す「西津汲」が、登頂意欲をかき立てるように、正面にデーンと構えている。これを見たら、「あそこまで行かないわけには帰れない。」と他の参加者も思ったようである。しかし、ここから先は登山道がなく、獣道のような踏み跡をたどることとなる。いよいよ、10時06分に西津汲へ向けて出発し、まずは、「飯盛山」と「西津汲」の間にある鞍部へと急斜面を下った。「飯盛山」の稜線は急傾斜であるが、「西津汲」の稜線は緩やかになっている。岩のごつごつした急斜面を下りきると、樹林や地面の様相も変わって岩はなくなり灌木の多い緩やかな登りとなる。つる性の樹木が茂って登りにくいがなんとか登り切り、10時36分に反射板に着いた。ここはすでに山頂部の台地の一角で、ここまでくれば傾斜も緩やかになる。なんとか踏み跡をたどって、つる性の木々の間を抜けて、10時41分に三角点のある「西津汲(792m)」に着いた。樹木が生い茂り展望はあまりよくないが、小津権現山や花房山、雷倉などの山々や、揖斐川町の市街地ははよく見えた。三角点の周囲はちょうどよい具合に切り開かれ平らになっているので、ここで昼食とした。それぞれおにぎりやラーメンなど思い思いの食料を食べながら談笑する。ここで卵スープやコーヒーを分けていただいた。今日は新緑といい、さわやかに吹き抜ける風といい、まったく、気持ちのよい登山ができた。これだけ条件とよい登山日和も珍しい。さて、11時30分に下山を開始した。11時32分に反射板を通過し、鞍部へと下っていく。登りに転じるとさすがに息が切れ、途中、11時50分〜11時55分まで休憩し、12時00分に「飯盛山」まで戻ってきた。ここまでくれば、快適な登山道がある。