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今日は、大洞山と尼ヶ岳へのぼったあと、さらに、この「高須ノ峰」へ登ることとなった。倉骨峠から下太郎生の方へ下って、国道368号で旧美杉村と飯南町の境(現在は津市と松阪市の境)の峠へ向かう。この峠付近に高須ノ峰への登山口があるらしい。峠から津市の方へ少し下ると、左から小谷が合流している場所がある。そして、左側に犬をたくさん飼育している家がある。さらに100mほど下ると、左側に民家があり、その反対側(右側)に広場がある。ここに車を何台でも止めることができる。ここに車を止め、準備をして、13時54分に出発した。まずは、車道を戻り、犬のほえている家の前を通過して、小谷の橋を越える。越えたところから左の川の河原へ下りる。そして、川を飛び石で渡ると、登山口がある。登山口と言っても、標識があるわけではない。対岸の木に白いロープが結んであり、ロープに掴まって、河原から上がると、平地があり、そこを斜めに左へ緩やかに登っていく道がある。右山でトラバース気味に進むと、やがて、小谷があり、道は小谷の左岸沿いに登っていく。14時03分に道の左側に作業小屋がある場所を通過する。このあと道は小谷の右岸や左岸を登っていく。14時21分には左岸のトラバース道があり、14時28分に小谷が2つに分流する場所に着いた。2つの谷が合流する場所というべきか。もう源頭に近い。こことて、何も目印はないが、どちらが本流とも判断がつかないような、同じような水量の谷の合流点なのだ。さて、ここから、沢沿いの道もなくなるので、右手の尾根によじ登る。2つの沢の間の尾根ではなく、一番右の尾根である。これを間違えないように取り付けば問題ない。14時39分に尾根上に立った。さて、尾根上に出たら、尾根を登っていくのであるが、ものすごい急登である。やがて、右からの尾根と合流し、一旦坂は緩むが、すぐに急登になる。これを辛抱して登ると、足元に笹が出てくる。それを登ると、まず最初のピークがある。しかし、三角点はそこにはない。強風と降雪のため、寒くてたまらない。同行のW氏も相当疲れているようだ。しかし、ここまできて、三角点(山頂)を見ずして、引き返すのは後悔の元になる。時刻は15時を回っていたので、帰りのことも考慮して、15時30分までに三角点へたどり着けなかったら、引き返すと決めて、さらに先へと進んだ。笹の茂る尾根を進むと、ピークを3つほど越えて行く。さらにその先にピークが見える。足元の笹がなくなり、植林の中をわずかに下って登り返す。そうすると、待望の三角点がある。高須ノ峰(798m)の山頂である。15時23分に到着した。思わず、やった!バンザイと叫んでしまった。周囲は樹林に囲まれて展望はなし。吹雪がひどくなって、背中のリュックもすぐに真っ白になる。写真を撮って、非常食を口にしたが、早々に下山するしかなかった。暗くなる前に登山口へ下りなければならない。15時32分に下山し、途中、目印を見失いながらも、なんとか、16時00分に小谷の合流点へ下りたった。ここまでくれば、谷沿いに下っていくだけだと、一安心した。16時18分に作業小屋の横を通り、16時24分に川を飛び石で渡った。16時26分に車へ戻って、本日のトリプル登山の完成となる