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上石津町の3山トリプル登山の2番目は、勢州峠である。以前に梵天(犬の尾)へ登った時に三角点の脇を通ったのであるが、確認していなかったので、また、改めて出かけてきたという訳である。
国道365号で上石津町へ入り、上石津トンネルの手前で右折し、旧道へ入って川西集落で右折して、左手に中学校を見て、勝地峠への道を登っていく。道は一旦平坦地を通るが、また、坂道となり登り切ったところが勝地峠であろう。勝地峠の石碑や標識はもう少し下がったところにあるが、この峠から右へ分岐している「勝地林道」へ入るのである。未舗装の林道を進むと、頭上に送電線が横断している場所を過ぎると、やがて、川西林道が右手へ分岐する。この林道は稜線へと駆け上がり、勢州峠の脇を通り、梵天方面へのびているが入口(分岐してすぐ)にゲートがあり、一般車は通行できない。もっとも、今日はそのゲートが開いていたが、車はこの付近に止めて歩こうと思った。まずは、車を真っ直ぐ勝地林道へ進めると、すぐに分岐がある。その分岐の手前に山道があった。それで、車を分岐の先のふくらみに止めた。このふくらみには2台くらい止められる。さて、準備をして、10時00分に出発した。まずは、分岐まで戻り、そこから山道へ入る。すぐに炭焼き跡がある。炭焼きの上部から左の方へ右山で斜めに上がっていく踏み跡があった。10時04分にこの踏み跡を登った。10時10分にガレ場に出た。ここから踏み跡がなくなったので、このガレ場を右手の尾根へと直登した。10時20分に大岩の下に着いた。この大岩を左から迂回して上部へ出ると、笹原が広がり、なだらかな平坦地となった。10時25分に平坦地になり、さらに進むと、10時28分に林道の終点に出た。反対側からここまで林道が通しているのだ。しかし、この林道は相当荒廃している。さて、この林道を登っていくと、10時32分に立派な林道へ合流した。この立派な林道が川西林道なのだ。当然に左へ曲がって、川西林道を登っていく。そして、しばらく登った10時34分に林道の左手の尾根に上がった。林道は迂回しているので、近道をするためだ。左側は植林、右側は雑木の尾根を登って、10時38分にコブを越えた。さらに登りは続くが、この先、足元の笹はなくなり、両側とも植林となった。10時46分に川西林道へ出た。もうこの当たりは稜線に近い。さらに林道を登っていくと、10時54分にピークに着いた。右から祖父谷からの林道が登ってきているというが、林道とは名ばかりでススキや雑草が生い茂り、とても林道とは思えない。この林道ピークに中部電力の送電線鉄塔案内板がある。「三岐幹線NO.31とNO.32.33」となっている。この「NO.31」の示す方向と反対方向へ笹と灌木の茂る中を進むと、笹の中に三角点があった。10時57分に発見である。よかった三角点と対面できて。さて、11時07分に下山を始めたが、思い直して、林道を梵天の方へ歩いてみた。しかし、梵天までは遠いし、今日は、まだ1山残っているので、11時16分、梵天が良く見える場所で引き返した。11時21分に勢州峠まで戻って、あとは、往路を下った。11時26分に林道から山道へ入り、11時33分に再び林道へ出て、11時34分に脇道の林道へ分岐して、11時37分にこの林道の終点に着く。あとは、山道へ入り、11時41分に大岩を過ぎ、11時45分にガレ場に出た。ここから往路のトラバース道へ入ったが、右下に林道が見えたので、そのまま急降下したら、11時47分に林道へ出た。すると目の前に車が見えた。11時47分車へ到着。よかった。さて、次は本日、最後の目地子へ登ろう。