今日はオサンババに登った。
このオサンババは、登山道がないようだ。しかし、いまの時期、木の葉が落ちているので、見通しがいいのではないかと、甘い考えで出かけた。明宝スキー場の背後の山である。いまはまだスキー場がオープンしていないので、当然、リフトも動いていない。それで、林道を車で登り、スキー場のゲレンデの途中から登ることにした。林道がゲレンデの中を走っているので、その途中に駐車したのである。ゲレンデには人工降雪機が点在しており、スキー場のオープンに向けて準備が急ピッチのようだ。8時48分に出発して、第2クワットリフトの下のゲレンデを登って行った。所々に積雪が数センチほどある。ゲレンデの中とはいえ、傾斜が急になってくると、滑落の危険があるので、ゲレンデの端の笹に掴まったり、笹の藪の中を藪こぎで登ったりして、9時28分にスキー場の最高地点の下の肩に着いた。そこからは、やや緩やかなゲレンデを登って、9時37分にスキー場の最高点へ到着した。第2クワットリフトの降り場であり、建物がある。標高は1,600mというスキー場の標識がある。また、スキーヤー向けの展望図やスキー場のゲレンデの案内板がある。スキー場の関係者が看板を設置していた。さて、ここからは西の方へ行くのであろうが、登山道は全くない。背丈を超える笹が密生している。昨夜の雪であろうか、雪の重みで笹が倒れている箇所があり、なんとか先が見えるので、そうした笹が寝ている場所を選んで進んでみた。9時43分に出発し、とにかく尾根をはずさないようにした。しかし、結局藪がひどくて、10時00分には引き返すことにした。10時17分にリフトの上部(降り場)まで戻り、休憩して、10時26分に出発した。第2クワットリフトの下を下り、10時52分に車へ戻った。
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