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摺古木山(2169m)

所在地
 
平成16年9月17日(金) 晴れ
 
グループ

 かねてから、登りたいと思っていた摺古木山へやっと登ることができた。6時00分に家を出たのであるが、途中、国道19号の恵那市に入ったところで交通事故による渋滞にあい、通勤ラッシュとも重なって、すごい渋滞となった。それでもめげずに、なんとか国道19号をとおり、南木曽町から国道256号へ入る。妻籠宿を過ぎ、南木曾岳への登山口も通過して、蘭(あららぎ)の集落を越えると、やがて、大平への道路標識が現れる。ここから左折して、大平街道(飯田〜南木曽線)に入る。舗装はされているがカーブの多い峠への道となる。やがて、トイレがあり、すぐに木曽見茶屋が現れる。このあたり(南木曽町)から大平峠をはさんで大平側(飯田市)までが、県民の森の区域らしい。やがて、トンネルがある。ここが大平峠(木曽峠)で、南木曽町と飯田市の界になっている。ここにはトイレと休憩舎があり、禿(はげ)岳と夏焼山への登山口になっている。今度は、この両山へ登りに来たいと思っている。さて、このトンネルを抜け、坂を下っていくと、県民の森の案内板があり、さらに下ると民家が現れる。これが、大平地区(旧大平宿)である。摺古木山への登山口は、この大平から林道へ入ることになる。入口には、摺古木自然園、中央アルプス縦走路入口という看板があり、交差点の角にトイレがある。このトイレの壁にも摺古木山の案内板がつけてある。さて、この林道へ入ると、両側から笹が道路に覆い被さって来ており、道幅が狭くなる。最初は舗装されているが、約2Km先に飯田市の上水道施設があり、ここからは未舗装の悪路となる。メンテナンスが全くなされていないようで、雨水が流れた跡が溝となり、凸凹で走りづらいことこのうえもない。こんな悪路を約5km走ると、ようやくトイレがあり、その先で林道の終点となる。終点には避難小屋のような休憩舎があり、車は5〜6台ほど駐車可能だ。すでに車が3台とバイクが1台止まっていた。いずれも松本ナンバーであった。山登りではなくて山の作業の人たちであろう。到着は予定よりも1陣間以上遅かった。さて、早速準備をして、10時08分に登り始めた。休憩舎の前を通り、林道終点からそのまま山道となる。はじめは急な坂を登る。そして、10時13分には水場に着く。ここから、また急な坂となる。そして、10時18分にこの急な坂を登り終えると、右山で山腹をトラバース気味に進む。帰りに気が付いたが、坂を登り終えたところに「至擂古木山、至大平」という立て看板がある。登山道は両側は笹が生い茂る道である。山腹をほぼ水平に進む感じで、10時25分に水場を過ぎ、10時27分にはベンチのある場所に着いた。10時29分に沢を渡る。登山道は相変わらず、両側が笹に覆われた右山のトラバース道である。10時31分には「至摺古木山、至大平」という立て看板がある。10時33分にも沢を渡る。10時34分には崩壊地があり、左下には沢がある場所を通過する。10時35分に沢を渡り、さらに10時38分にも涸れ沢の崩壊地を越え、10時41分にまた沢を渡る。するとすぐの10時42分に大きな岩があり、木製のハシゴで乗り越える。10時45分に分岐点に着いた。立て看板によると、「右は摺古木山1.0km、左は摺古木山1.9km、手前は大平」と、どちらも摺古木山へ通じているようだ。ここでは距離の短い右への道を選んだ。左手に沢音を聞きながら急な坂を登ると、10時52分に右手に大きな岩のある尾根に出た。ここからは尾根道のようで、10時55分に沢を渡り、急な木の階段を登り、左山でトラバースして、鞍部(涸れ沢)を越える。また急な階段を登り、10時59分に涸れ沢を越える。さらに木の階段を登ると、11時01分にピークに達する。ここが頂上と思われたが、摺古木山の方向を示す立て看板がある。尾根上の暗い林の中を通り抜け、明るくなった笹の坂道を登り切ると、そこが頂上(2,169m)であった。11時08分に着いた。ちょうど1時間の行程であった。登る間中、周囲はガスに覆われ何も見えなかったが、頂上に着いても同じで展望はできない。長居をしてもしかたないので、休憩もそこそこに11時13分には下山にかかった。下山は1.9kmの方を選んだ。11時17分には「至摺古木山、至大平」の立て看板を過ぎる。11時20分にピークを越える。11時23分には笹の茂った広場を通過した。11時24分にはコンクリートの杭があるピークを左に曲がる。11時26分にピークを越え、11時27分にベンチのある場所を通過する。ここからは下り坂になり、11時30分に朽ちた看板(文字は判読できない。)のある広場を通過する。11時32分には沢へ下り立ち、沢の中を下り、11時34分には沢を離れて、すぐに沢を渡り、左山で下っていく。11時35分に沢を渡り、11時36分に崩壊地を過ぎ、11時37分に沢を渡り、11時38分に「至摺古木山、至大平」の立て看板を過ぎる。以後、11時40分に崩壊地、11時43分に朽ちたベンチ、11時44分に沢を渡る。この沢のところに「至摺古木山、至大平」の立て看板がある。この沢を越えると、すぐに合流点に着く。登りでは1.0kmの方へ進んだ場所である。ここからは往路を下る。11時47分に大きな岩を過ぎ、沢を渡り、11時49分に涸れ沢の崩壊地、11時51分に沢渡り、11時52分に右下に沢のある崩壊地、11時53分に水場と通過して、11時54分に「至摺古木山、至大平」の立て看板の場所まで戻った。さらに11時56分に沢を渡り、11時58分にベンチを過ぎ、11時59分に水場を通過する。12時04分に「至摺古木山、至大平」の立て看板を過ぎると、急な下り坂になり、12時08分に水場を通過する。そして、12時11分に駐車地点の登山口へ戻った。あとは、林道を慎重に走り、大平宿へ出て、往路を帰路についた。帰宅は17時00分であった。