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鉄嶺山

所在地
 
平成16年6月12日(土) 曇り
 
グループ

 昨日は、雨の中キララ峰へ出かけて、ヒルにさんざんな目に遭った。今日は、曇りであるのでよかろうと、かねてから登りたいと思っていた、鉄嶺山へ向かった。国道303号で藤橋村の道の駅「星のふる里ふじはし」へ来た。この先の藤橋交番の前で、国道303号から左折し、揖斐川に架かる橋を渡る。すると、T字路にぶつかるので左折する。そして、坂を登り切ったところの三叉路をA角に左へ曲がる。すると右手に火の見櫓があり、正面にお寺が見えてくる。お寺を左に見て坂を下ると、すぐに三叉路がある。これを左へ入る。ちょうどお寺の下の石垣に沿って進む感じだ。この三叉路の石垣に「太郎兵衛の滝」の案内板がある。さて、これを進むと、集落を抜け、「北の谷林道」へ入って行く。林道入口には「北の谷林道」の表示板があるので、確認する。さて、林道を登っていくと、竹藪があり、この竹藪が切れた当たりに左側に駐車可能なふくらみがある。車は、2〜3台止められそう。この左手に藁が積んだ塔がある。それにオレンジとブルーのビニールシートがかぶせてあるので、いかにも円錐状のテントのようだ。そして、目指す登山口は反対側の右手にある。登山口の表示などなにもない。山道もこの時期、下草に隠れて見えにくい。とにかく準備をして、9時37分に出発した。9時39分には尾根に出る。そこには「共聴アンテナ」のケーブルが埋設してあるので、掘り返さないようにというような注意看板がある。ここから左へ曲がって尾根を登っていく。明瞭な道である。最初は緩やかであるが、すぐに急登に変わる。約20分後の9時58分に「共聴アンテナ」の立つ場所に着いた。さらに登ると10時03分にも「共聴アンテナ」があった。明瞭な踏み跡はここまでであった。この先は藪に突っ込む。藪と言っても笹混じるの疎林であり、尾根をはずさないように登って行けば大丈夫だ。10時10分には右からの尾根を合する。10時34分には笹が消えて、10時39分にはまた笹が現れる。そして、上部が明るくなったなと思ったら、10時45分に笹の中の「鉄嶺山」山頂にぽんと飛び出した。山頂は平坦で三角点の周囲は笹と樹林が刈り払われていた。しかし、展望は利かない。写真を撮り、10時51分には下山にかかった。往路をたどらず、まずは、「鉄嶺峠」を目指した。南西の方角を確かめて進むと、30mも行かぬうちに踏み跡があった。殆ど平坦な山頂部といった感じの道を進んで行く。10時59分にコブを越えるが、この先で道に不安を覚え、引き返して確かめている間に、落とし物をしてしまった。これを探すのに30分ほどを要した。でも見つかってよかった。気をよくして、11時26分にコブを出発した。11時34分に次のコブに着いた。ここで、踏み跡は南の方角(左)へ向きを変えるが、今までの平坦な道は一転して、この先は急降下となる。下りきった鞍部にお地蔵さんが鎮座していた。11時41分に到着。ここからはブンブク谷側へも、坂内村の寒谷側へも下っていけるようだが、踏み跡は不明瞭である。それで、このまま南へと尾根をたどった。この鞍部から登りに転じ、11時48分にコブを越え、11時53分に鉄塔に出た。イビデンの「広瀬東横山線NO.15鉄塔」である。ここからは鉄塔巡視路を下った。左の眼下にある「NO.16鉄塔」へと下るのであるが、この巡視路はたちが悪い。山腹をトラバースしているのである。藪を刈り払ったのみの道で、迷うことはないが、斜めのままで滑落の危険が大きい。なんとか慎重に下って、12時01分に「NO.16鉄塔」に着いた。さらに巡視路を下り、12時05分には分岐があった。左は作業道と思われる。巡視路は右であり、素直に巡視路を下る。12時07分に「NO.17鉄塔」を通過した。そして、12時14分には眼下にブンブク谷のある場所に着いた。ここに鉄塔案内板がある。手前は「広瀬東横山線NO.17」、左は「広瀬東横山線NO.18、19」となっている。左へ曲がる。ちょうどブンブク谷の左岸の高巻きを下る感じである。右手眼下に谷がある。12時17分に鉄塔巡視路の分岐がある。手前は「広瀬東横山線NO.17」、右は「広瀬東横山線NO.18、24」となっている。ここでは、そのまま直進(左)し、谷の左岸沿いに下った。鉄塔巡視路からははずれることになる。トラバース道であり、右手眼下は谷であるので、滑落に注意して下る。眼下に「太郎兵衛の滝」と思われる立派な滝を見て、12時25分に「北の谷林道」終点に出た。終点には作業小屋があり、林道をすこし下ったところに「太郎兵衛の滝」の案内看板があった。林道を歩いて、12時35分に車に戻った。林道歩きは思ったより少なかった。早速、足を点検したが、今日はヒルには喰われていなかった。この山にはヒルはいないのか。よかった。