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天気予報では、昼前から雨ということなので、早朝に出発するつもりで4時30分に起床したが、外は雨。それで、今日は諦めて、再び布団に潜り込んだ。それでもあれこれ考えて諦めきれず、再び出かける気になり、結局小雨の中、7時30分に出発した。途中雨は降ったりやんだりであったが、なんとか登山口の能郷に着いた。登山口の手前で道路が決壊し、登山口まで車が入れず、決壊現場から歩くことを余儀なくされた。10台くらい止められる通行止めの看板前には、すでに3台が止まっていた。そのうち1台豊橋ナンバー車は、登山準備中であった。あるいは、雨のため待機していたのか。我々は構わず、準備をして8時25分に出発した。雨は上がっていたが、まずは、林道歩きである。崩壊した林道の右側に仮復旧の迂回路があるが、未舗装の急坂で4WD車でも苦労する有様だ。実際、ジムニーシェラが途中で立ち往生しつつもなんとか登って行った。その坂を登ったところにも10台ほど駐車できる広場があったが、そこにもクラウンエステートが1台止まっていた。???クラウンがあの坂を登ってきたのか?と思ったが、4WDであったのかも知れない。さらに15分ほど歩いて、8時44分に登山口に着いた。本来ならここまで車で来るべきであろう。5台くらいは止まれれる広場になっている。ここにも1台RVRが止まっていた。そして、テントが1張り。さて、登山口には大きな登山案内看板が設置してある。また、能郷白山登山道の標柱がある。登山道に入ると、すぐに沢を渡る。そして、ジグザグの急登が始まる。左右には砂防堰堤が続いている。慣れていない体には、相当堪える急登である。8時53分に堀割状の鞍部を越えて、さらに急登が続く。9時08分に「@標高900m、山頂まで4,315m」という登山道の表示板が現れるが、急登は収まらない。そして、9時21分に一旦林道へ飛び出す。登山口からさらに林道はのびていたが、ここまでは車で上がって来れるのであろうか。ここにも「能郷白山登山道」という標柱があり、付近には5台くらいは駐車できる広場がある。ここで6分ほど休み、9時27分に出発する。まだまだ急登の連続である。9時39分には倒木がベンチのように横になっている場所に着き、あまりの急登に根をあげて、ここで9時45分まで休憩した。ここで、カッパの上着を着込んで出発した。出発するとすぐに「A標高1,160m、山頂まで3,605m」という登山道の表示板があり、なぜかほっとする。ここからは、坂が緩やかになった感じである。緩やかなアップダウンの尾根道を快調に飛ばして、10時21分には「B標高1,330m、山頂まで2,715m」という登山道表示板のところに着いた。ここで、カッパの下を着込んだ。さらに、アップダウンは続き、10時49分には「C標高1,460m、山頂まで1,941m」という登山道表示板のところに着いた。相変わらず、小雨が降り続いていた。この先で大きな下りがあり、11時10分に最低鞍部に着く。ここから登りに転じ、山頂への最後の急登が始まる。11時19分に「D標高1,450m、山頂まで538m」の登山道表示板がある。先ほどのCの表示板のところより、標高が低いことになる。つまり、Cの表示板の場所から下った分だけ登り返したことになる。ガスの中全く展望がないまま、11時43分に頂上に到着した。ガスで周囲は真っ白で、雨も降っているため、休憩する気になれず、神社の方へ行ってみた。祠の影で雨が凌げないかと思ったが、残念ながら、休憩する場所はない。それでも祠の後ろで風をさけて、コーヒーをわかして飲み、お茶菓子を食べた。強風のため、カッパは乾いてしまった。そして、12時09分に下山を開始した。さすがに、能郷白山だ。この雨でも相当の人がいた。急坂を下って、12時25分にはDの登山道表示板を通過して、12時54分にはCの登山道表示板を過ぎる。このころには、雨も上がって来た。13時17分にBの登山道表示板、13時37分にAの登山道表示板を過ぎて、13時50分に林道へ出た。ここからさらに登山道に入り、14時00分に@の登山道表示板を過ぎ、14時11分に堀割を越える。そして、14時21分に登山口に着いた。あとは、林道を歩き、14時37分に車へ戻った。雨の中の山行きは疲れる。
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