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猿登(浦山)(703m)

所在地
 
平成16年5月18日(火) 曇り
 
グループ

 休日であったが、病院へ行ったため、遅くなってしまった。それで、近くの山を登ろうと思い立ち、上石津町の2つの山に目標を定め、9時30分に出発した。長良川右岸堤防を南下し、輪之内町から揖斐川に架かる福束大橋へと向かう。福束大橋で揖斐川を渡り、今度は牧田川をさかのぼる。そして、養老町から上石津町へ入る。上石津町を国道365号で縦断して、一番南から県道139号へ右折し、時山集落を目指す。県道を走ると、時山集落の手前に「時山橋」がある。ここから先が時山なのであろうか。この時山橋を渡ったところに、右手に三重用水の取水施設があり、左手にふくらみがあるので、このふくらみ(広場)に車を止める。ここから戻って時山橋を渡ると、橋のたもとの県道脇に関西電力の送電線鉄塔巡視路の「236」という案内板がある。ここから11時00分に山道へ入る。山道と言っても最初は、川縁を上流に向かって歩いていく。対岸の三重用水取水施設の取水堰を過ぎて、なおも上流へ歩くと、やがて、先ほど県道脇にあったような鉄塔巡視路の案内板「丸幹236」というのがある。11時05分にここから川縁を離れて、山道へ入り、雑木の中の木製の階段を登っていく。11時39分に頭上が明るくなったと思うと、鉄塔に飛び出した。NO.236鉄塔であろう。この先は巡視路がないので、とにかく尾根を上部へと登っていく。道はないが、雑木林の中で藪もひどくないのでなんとかいける。そして、11時52分に次の鉄塔に出る。ここには巡視路があった。巡視路は、左手から登ってきて、こんどは山腹をトラバースして東の次の鉄塔へ向かっている。ということは、西側の幾里谷の方からもこの鉄塔へ登ってくる巡視路の入口があると思われるが、未確認である。あるいは、川縁の「236鉄塔」の案内板の場所からさらに上流へ歩くと、入口があるのであろうか。さて、ここからの巡視路を、しばらく進んで見たが、東の方へトラバースしているので、巡視路からはずれ、左の山腹に取り付いた。とにかく高みへと藪をかき分けて登る。そして、12時13分に林道終点に飛び出した。背後には烏帽子岳が大きくそびえている。ここから烏帽子岳を背にして林道を歩くと、12時19分に中部電力の「三岐幹線NO.15」と「三岐幹線NO.16」という送電線鉄塔巡視路の案内板がある。幾里谷林道から幾里谷を渡渉すると、この巡視路の入口があるらしい。そこから登るとここへ出てくるのかと納得する。私は、幾里谷を渡渉するのがいやで、時山橋から藪を覚悟で登ってきたのだ。さて、林道を登っていくと、12時23分に一部舗装が現れ、12時24分にはヘリポートがあるそばを通過する。12時26分には林道の最高点に着く。ここにはカーブミラーが設置してある。ここから林道は下っているので、右手の尾根へ入り込み、カヤと雑木林の境の尾根をゆるやかに登っていく。12時29分にピークに着いた。ちょうど山頂部に丸く刈り込みがあり、これが「猿登」かと思って三角点を探したが、10分ほどうろうろしても見つからず、12時38分にもっと先へ行って見ることにした。そうすると、1分の行かないうちの12時39分に三角点があった。
すばらしい景色で、背丈の短い笹が茂り、気分がよいのでゆっくりしたかったが、幾里谷を隔てた対岸の「高塚」が呼んでいるので、記念写真を撮って、12時45分には下山した。12時47分に手前のピークを通過し、12時48分に林道へ出た。林道を歩いて、12時54分に中部電力の送電線鉄塔巡視路の案内板「NO.15とNO.16」を通過する。12時57分に林道終点に来た。なるほど、正面にそびえる烏帽子岳が美しい。ここから関西電力の送電線鉄塔案内板(番号は消えてしまって不明)に従って巡視路を下った。右手すぐに鉄塔が見えるところで、分岐しており、これを右にとった。左へ下りると、県道へ出るようだが、県道を歩いて、たくさん戻らなければならないので、右へ進んだのだ。すると、すぐの13時02分に鉄塔に出た。番号は確認できず。さらに巡視路を進むと、山腹をトラバースして、さきほど登りの時に尾根へ取り付いた場所を通過し、13時07分に次の鉄塔に出た。登りのときの2つめの鉄塔だ。これも番号は確認できず。あとは、ここから巡視路を離れ、藪へ突っ込んで、往路の尾根を下った。13時16分に下部の鉄塔(NO.236)に着いた。ここからは巡視路が現れ、巡視路を下ると、13時21分に川縁へ下りたった。川縁を歩いて、13時26分に県道へ出た。時山橋を渡って、13時26分に車へ到着した。まずは今日の1つ目の山は終わった。つぎは、高塚を目指して、車を走らせた。