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東海の百山シリーズで、伊勢の「朝熊ヶ岳」を目指した。伊勢志摩スカイラインの駐車場から簡単に登れるようだが、麓から歩くことにした。自宅発は、4時15分で、国道23号を使い、伊勢まで来る。伊勢市内で伊勢自動車道の伊勢ICを過ぎて次の信号(近鉄鳥羽線のガードをくぐる手前)で左折して、県道37号へ入る。はじめは市街地の狭い道であるが、市街地を抜けると2車線の道路になる。道なりに進み、1つめの信号を過ぎたあと、朝熊川に架かる橋を渡る手前で、右へ入る。すぐに近鉄鳥羽線のガードがあり、高架上に朝熊駅がある。朝熊駅の高架下に朝熊ヶ岳への案内図があるので、それを見て市街地の中の狭い道をくねくねと山の麓の方へ登って行く。すると、登山道の入り口と駐車場がある。立派な駐車場で30台くらい止められる。トイレと休憩舎も完備しており、気持ちがよい。先客は2台であった。7時すぎに到着。登山準備をして、7時29分に出発する。登山道入り口には、「近畿自然歩道 朝熊岳 金剛證寺へのみち」、「ようこそ朝熊岳へ」という大きな看板と案内図がある。歩き始めると、すぐに「朝熊岳道 標高朝熊ヶ岳555m、金剛證寺まで約3.9Km、朝熊岳道全長2.4Km」の立て看板がある。7時31分に「一町」という町石(石柱)がある。こうして一町(約109m)ごとに町石があるのか。登山道も広く、よく整備されているし、地元の人たちがよく登っていることが伺える。7時33分に「二町」、7時35分に「三町」の町石を通過する。するとすぐ(7時35分)に登山道入り口にあったのと同じ「朝熊岳道」の立て看板があった。7時47分には「九・十町の町石、ただし、行き止まり」という立て看板の場所を過ぎて、7時49分に擬木のベンチが3基置いてある場所に着いた。付近が開けたと思ったら、7時50分ケーブルカー跡の橋を渡る。かっては、ここにケーブルカーがあったのか。レジャーの多様化で客がなくなり廃業したのか。伊勢志摩スカイラインが開通したから廃業したのか。とすれば、車社会の到来で廃業したことになる。そんなことを考えながら登る。橋を渡るとすぐにベンチがあり、人工林の美林の中へ入っていく。7時59分に腰掛けて休むのに最適な石が2つある場所を通る。8時07分に丸太で作ったベンチを通過する。8時07分に「十五町」の町石があり、明るく開けたと思ったら、8時10分にはベンチのある展望台に着いた。「美し国、伊勢を望む」という鳥瞰図がある。伊勢の町並みがよく見える。8時11分に「十六町」の町石、8時14分に「十七町」の町石、8時16分に「十八町」の町石と「朝熊岳道」の立て看板を過ぎる。8時18分には丸太のベンチ、8時19分に「十九町」の町石、8時22分に「二十町」の町石を過ぎると、8時29分に「二十二町」の町石があり、舗装された車道に出る。「朝熊岳道 麓まで2.4Km」「宇治岳道 麓まで6.5Km」「←金剛證寺」「←八大龍王」の立て看板がある。また、反対側には展望用ベンチがある。この舗装車道はかっての登山バスの名残であろう。説明看板によると、ケーブルカーの山岳上駅から朝熊ヶ岳まで登山バスが運行していたとのことであるから。ケーブルカーとともに登山バスも廃止されたのか。しかし、車がいないということは、一般車は通行止めとなっているのであろう。山頂にある電波塔や林道用になっているのであろう。さて、この舗装車道を左へ登り、すぐに左の山道(歩道)へ入る。車道を歩くのはつまらないので山道へ入ったが、この山道は登山道ではないのかも知れない。なにか建物の跡らしきものがあり、そのうち右山でトラバース気味に進み、やがて、下って行くので「これはいかん。」と引き返した。そして適当なところで、山側へ登り、8時45分に干そう車道へ出た。しばらく、車道を登ると、8時48分に左へ入る山道があったので、それに入る。すると、8時51分にまた車道へ飛び出し、電波塔があった。登山口の案内図を頭に描き、まだまだ頂上ではないと思っていたので、「どうなってるの?」と首をかしげたが、ここが頂上であった。「朝熊ヶ岳頂上」という立派な石柱がある。三角点は是より西へ直線距離約850mと書いてあり、そちらを探して見るが確認できず。ガスが立ちこめ、周囲は真っ白で何も見えず。展望ももちろんなし。9時09分に下山にかかり、途中で三角点をさがしてみるが見つからず、9時15分に車道へ出て、9時16分に右への山道に入り、9時19分に再び車道へ出て、9時20分に「二十二町」から「朝熊ヶ岳道」へ入り、9時23分に「二十町」、9時25分に「十九町」のベンチ、9時26分に「十八町」、9時27分に「十七町」、9時29分に「十六町」の展望台を過ぎる。9時37分にベンチとケーブルカー跡の橋を渡り、9時38分にベンチが3基ある場所を通る。9時40分には「九・十町の町石」の看板を通過し、9時41分に「八町」、9時45分に「五町」、9時47分に「四町」の町石とベンチを過ぎる。9時48分に「三町」、9時45分に「一町」を過ぎて、9時51分に駐車場へ戻った。これから、食事をして次の「馬山」へ向かった。
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