魚金山(921m) 高尾山
平成15年5月27日(火)晴れ
午前中は用事があり、出発は11時すぎになった。それで、近くの山をと思い、高尾山と魚金山に行くこととした。根尾村へ向かい、根尾村の高尾集落から高尾谷林道へ入り、登って行く。すると、砂防ダムの工事をしており、一般車は通行止めとなっている。また、「林道終点」という看板もあり、おかしいなと思う。そういえば、その手前に分岐があったと思い、戻ってみる。するとたしかに左へ分岐し、山腹へ駆け上がっている林道がある。なるほど、この林道を登るのかと納得したが、入口にはゲートがあり、鍵がかかっている。それで、この分岐点の広場に車を止めて、歩くことした。路上駐車になるが、2〜3台は駐車することができる。さて、出発は12時33分であった。ジグザグに高度を稼いでいく。そして、12時47分には右へ下りる林道が分岐している。どうも直下で工事している砂防ダムのところへ通じるようだ。ここは直進してさらに登っていくと、13時07分にはまた林道の分岐がある。右へ分岐している林道は、下り気味であったので、気にとめることなく、迷うこともなく、(左へと)直進したが、実はこれが間違いであった。考えて見れば右下に高尾谷があり、右手上方には魚金山があるんだから、当然、右の林道へ行くべきであったのだが、なんたる勘違いか。今日に限って地図を持ってきていなかった。それとはつゆ知らず、間違いの林道を登って行った。13時19分には林道のピークを越える。このあたりへ来て、ようやくおかしいと思うようになった。それでも、そのまま進むと、やや下って登りとなり、13時30分には頭上に送電線が通り、すぐ右手に鉄塔が現れる。直ぐ先の鉄塔案内を見ると、「中部電力 三岐幹線 NO.125、NO.126,NO.12」となっている。鉄塔下から周囲を見回し、どう考えてもこの林道は間違いだと思い直し、13時41分に引き返すことにした。今日はもう諦めようという気もしてきた。こんなことを考えつつ、13時54分に林道ピークを越え、14時03分に間違えた林道分岐に着いた。約1時間のロスである。ここで、正規の林道へ進入した。下から上がってくると、右折する方だ。分岐すると林道は、初めは下っていくが、すぐに登りに転じ、右下の高尾谷に沿って張り出す尾根を巻きながら上がって行く。やがて、正面に魚金山が見えるヘアピンカーブで、14時50分から14時52分まで休憩する。そして、さらに登って行くと、15時01分にやっと稜線らしきところに到着する。高尾谷側と水鳥谷側とを分ける、高尾山から魚金山へと続く稜線のようだ。右手に沼(湿地)があり、左手に高尾山への取り付きがある。木に目印のテープ取り付けてあるのだ。表示はないがこれが高尾山への登り口に違いないと確信した。踏み跡へ入り込み、15時06分に高尾山の頂上に着いた。写真だけを撮り、15時10分には引き返した。そして、15時12分に林道へ戻った。ここからさらに林道を登る。15時13分に林道ピークを越え、さらに15時15分には左手に岩のある林道ピークに着く。林道は、すこし平坦になったかと思うと、下りに転じ、ジグザグに急坂を下っていく。ペアピンカーブを2〜3曲がったところの、15時18分には林道から右手の雑木林に入る目印がある。ジグザグの林道をワープする山道かと思い、入って見たがしばらくで道を失った。それで、引き返し15時25分に再び林道へ戻った。貴重な時間を無駄にしてしまった。林道はさらにくねくねと下っていく。そして正面に魚金山を見ながら、さらに下ると15時31分に鞍部に達し、15時32分ピークを越えて行くと、15時35分には右手に魚金山への取り付きがある。ここにも木に目印がつけてある。15時42分に小ピークを過ぎ、左手は植林地、右手は雑木林の稜線を登っていく。15時49分には魚金山の頂上と見間違うようなピークに着く。しかし、以前来たときとはどうも様子が違うし、三角点もないので、先へと進んで見ることにした。一旦下って登り返すようだ。薮を分けて進み、15時57分に三角点のある魚金山の頂上に着いた。時刻が遅いので、あわてて写真を撮って、16時00分には下山にかかる。16時05分には間違えたピークを越え、16時09分には小ピークを通過し、16時13分に林道へ出た。あとはひたすら林道を戻るだけだ。16時16分に林道のピークを越え、一旦少しだけ下って、登りに転じるところに16時19分に着く。ここに林道から雑木林に入る目印がある。くねくねの林道をワープして行く山道らしいが、往路で迷ったこともあり、そのままおとなしく林道を歩く。そして、16時25分にワープ道の出口を示す目印があり、林道と合流するところだと分かる。往路で進入し、間違えて引き返したところだ。ここを左に見て通過し、16時28分に林道のピークを通過し、平坦地をしばらく行くと、16時30分に右手に岩のあるピークを越える。そして、16時32分にもピークを越え、ここから下りとなる。16時32分に右手の高尾山への登り口にに達し、左手に沼を見ながら、下っていく。あとは、林道をひたすら下り、17時00分に間違えて登った林道に合流した。15時23分には左からの林道と合流する。左手直下に砂防堰堤があるところだ。17時34分に車のある分岐点に着いた。帰宅は18時11分であった。